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イチゴと芝生のストライプ

元々は、芝生ベースの花壇だったのかもしれません。(写真下)

イチゴの列には、(おそらく)地下茎広がっていくのを防ぎつつ、雑草対策、および実に土が直接触れるのを防ぐ目的も兼ねて、黒いマルチシートが敷いてあると思われます。

イチゴと芝生のストライプ

さらにバークチップを敷き詰めることで、シートが飛んでいかないよう重しとしての機能と、見た目アップ効果も考えられるでしょうか?

実務的な観点から見ると、芝生の上を歩けるので、各列ごとに手が届きやすく手入れしやすそうです。ただ、芝生がほぼデフォルトで維持しやすい気候ならではの組み合わせといえる気もします。

ここスコットランド北東地方は、雨が一年中断続的に降る一方で、陽の光も十分に確保できつつ猛暑酷暑とは(まだ)無縁の気候ゆえ、芝生は決してサステナビリティの敵ではありません。少なくとも今のところ。

同じ英国内でも、ロンドンなどイングランド南東部の方では、近年の気候変動による夏の気温上昇が著しく、水を“がぶ飲みする“芝生はもはや持続可能ではない植物としての認識が広まっているようにも感じます。スコットランドにも近くそんな未来がくるのでしょうか・・?

イチゴの実が花壇のふちから飛び出ているのも可愛らしい☺︎

8月半ばでも、レイトシーズンのイチゴの実がプリプリに輝いていて、つい手が出てしまいそうです。イチゴの白い花は田舎のコテージのような、なのどかな雰囲気を醸し出していて、リラックス効果が高いと感じます。おまけに食べられるのだから、一石二鳥。


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