フラワーデザインって何だろう?
とある秋の一日、オットが行うレッスンのアシスタントを務めてきました。
場所は冒頭の写真のビル・・・今にも崩れ落ちそうな怪しい雰囲気満載ですが、デンボス ('s-Hertogenbosch) 市内、かな~りヒップな場所です。
この日は HAS Den Bosch カレッジからのお招きで、オットがデザインを学ぶ学生たちに「フラワーデザインとは?」というテーマでワークショップを行いました。
建築、ランドスケープデザイン、フードデザイン、ガーデンデザイン科の学生たちがゾロゾロとやってきます。
とにかく汚く臭い場所(ここだけね)なのですが、普段からデザイン科の学生たちは、ある種のモジュール期間中、製作用に使っているらしくみんな勝手を知った様子。
彼らのカレッジの校舎はとても綺麗で格好いいんですが、ここまで汚いと制作用に遠慮なく汚せるのかもしれませんね。
みんな、デザインに関する分野で勉強しているけれど、フラワーデザインって何だろう?
素材である「花」「植物」はデザインにどんな影響を与える?
そんなことを問いかけるスライドからスタートして、みんなそれほど触れることのないであろう植物を使ったタスクを与えてワークショップ開始!
エキサイティングな時間~♪
フローリスト的な発想がないから、植物の扱い方が時折すごく面白くて新鮮!
見てても楽しかったです~。みんな若くて可愛いしね☆
「デザインをする」 というプロセスは分野の違いによる素材の特徴の違いはあれど共通している部分がありますね。
このワークショップではその「デザイン」におけるクリエイティビティを刺激するのが夫の目的でした。
それをリードできるよう万全に準備していた様子を見ていたので最後までいたかったのですが、生憎その日は、娘たちの小学校がストライキでお休み(ほぼオランダ全土)。
それぞれお友達宅で遊んでくれた上、次女の近所のお稽古事にもママ友が連れて行ってくれたので私は夫ヘルプに行けたのですが、お稽古事終了後のお迎えには流石に私が行かねばならずしぶしぶ終盤で退出しました。
あの調子で行くときっと夫レッスンは時間内に終わらないよね・・・と思った通り、でしたが ^^
デザインを勉強中の若く、明るい未来あふれる彼らにデザインを考える上での本質的なことが伝わったことでしょう。
素敵なワークショップでした☆
いつものフラワーデザイン科の学生相手とはまた違った新鮮味やエネルギーを感じ夫もとても楽しんだようです。
私にとっても、レッスン構成のアプローチとか、フレキシブルな対応力とか毎度のことですが、とても勉強になりました。
そして 「花」 だからこそ、の楽しさや難しさ、広がりを改めて感じ「花」 を扱えることに幸せを感じました~♪
今日はかなり冷えますが・・・皆様もどうぞ素敵な週末をお過ごしくださいませ。それではまた。
(2017年10月 記)