サハラとゴビは違うけど同じ
グレートモンゴリアデザートマラソン2019への参加には、提携旅行会社が提供する298,000円のパッケージツアーに申し込むか、ウランバートルまでの行き来やレース前後の宿泊手配は自分で行い、レース中の様々なケアを受けるための費用として168,000円のサポートパッケージに申し込むという二択ですが、せっかく初めての土地に行くのに、フライトもホテルも選べないというなんてありえん!ということで迷わず後者を選びましたが、飛行機もサポートパッケージもまだお金振り込んでおらず、先週から手足口病にかかって全身ブツブツだらけの1歳児を抱っこして病院へ病児保育へと走り回っておりました働く母さん朴順伊です、こんにちは。
いきなり話はそれますが、フリーイラストでお馴染みのいらすとやで「モンゴル」と検索したら、上のイラストの他にジンギスカン(偉人の方)と国旗のイラストまで出てきました。いらすとや恐るべし。
さて、2014年の4月にサハラ砂漠を訪れた際には、フランスはパリに集合しチャーター機でモロッコのワルザザードに飛びそこからはバスで6時間ほど更に移動しましたが、今回のゴビ砂漠への入り口はモンゴルの首都ウランバートルです。8月23日に現地で受付やヘルスチェックを済ませた後は、レース参加メンバーとスタッフ全員がバスに乗り数時間(過去の参加者のブログによれば7時間)かけてレースの出発地点まで移動します。
ゴビ砂漠というのはウランバートルから南下すること数百キロの場所から東西1600km南北970kmに広がる巨大な砂漠で、中国内モンゴル自治区からモンゴル南部にかけて広がっています。地図で見ると下図の辺りに位置します。
超絶に雑な絵ですみません...
ゴビ砂漠は世界で4番目に大きな砂漠だそうですが、鳥取砂丘が東西16km南北2.4kmということなので、その広さは推して知るべし。ちなみにサハラ砂漠は東西4800km南北1700kmと、もはや意味不明の広さです。
砂漠といえば灼熱の太陽、そして一面に広がる砂丘のイメージですが、それはサハラのお話。ゴビ砂漠にも砂丘はありますが、草原や小川などもあるそうで、一般的な「砂漠」のイメージよりは「手付かずの荒野」という“Desert”という単語本来の意味に近い土地のようです。
ゴビに行く前から一番気になっているのが寒さ対策です。レースが行われる8月末の最高気温は26度くらいだそうで日中は過ごしやすいのですが、夜になるとグッと気温は下がりひどい時には氷点下になることもあるとか。サハラの時も夜の寒さに悩まされましたが、ゴビの寒さは本格的な対策が不可欠になりそうです。
幸い走っている間装備は預かってもらえるので、冬山仕様の寝袋やダウンジャケット、冬仕様のタイツなど用意していこうかと考えています。サハラの装備で再利用ができそうなのは、寝袋用のマットレスくらいかなぁ...
それはそうとゴビについて調べを進めているうちに、サハラとの共通点を見つけてしまいました。「ゴビ」はモンゴル語で「荒地、砂漠」の意味だそうです。「サハラ」もアラビア語で全く同義の言葉です。ゴビ砂漠とかサハラ砂漠とか呼ぶのは「砂漠砂漠」と言ってるのと変わりないですね。
昔の人の名付けセンスは場所が違ってもほとんど同じだったってことで。
今朝は5.7km走りました。母さん頑張ってます
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