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代償と囲い

「代償と囲い」って、なんだかそんなに悪くない小説の題名みたいな感じがして気に入っている。個人的に。


ワタナベ君は日曜日にはネジを巻かない(ノルウェイの森の話)。だから僕も、日曜日には極力ネジを巻きたくはない。だから、というのも変だけれど。

ただ「課題」というのをやらないといけないから、
今日は少しだけネジを巻かないといけなくなる。7回くらい巻けば多分大丈夫だとは思うけれど。

それにしても、やらなければいけないことに左右されてしまうなんてあんまり良い気はしない。なんだか悔しさを少しだけ感じていたりする。少しだけ。
まあ仕方はない。やりたいことだけをやるというのはそれなりの代償もあるのである。


つまり、やるべきことを後回しにしてきた結果、日曜日にネジを7回巻かないといけなくなってしまったという訳である。代償だ。


そして今また、課題を後回しにして、対して内容もない文章を書いている。
後回しにするのが別に好きな訳ではないし、もしそんな人がいたら是非お会いしたい。


そういえば、この文章の終着地点が見えなくなってしまっていることに気付いてしまった。困ったことに。
無計画にとりあえず書いてしまったことの代償をまた払わないといけなくなっている。

なんとも面倒臭いものである。

「野生動物になって本能に従って生きていきたいなあ」と思ったりする。


あ!昨今の、リテラシーが「高くなりすぎている」らしい時代ではきっと、この発言に対して「野生動物だって大変だと思います!」とか、「人間の方が良いに決まってます!」的な、なんだかよくわからないことを言うような人がいらっしゃるんだろうな。と思うと、なかなかに面白い。


それにしても恐ろしい時代だよなぁとしみじみ思う。(しみじみって良い響きだな。)どんどんいろんなものに囲われてしまって、身動きが取れなくなりそう。

もっと緩やかに生きてみても良いでしょう。
そんなにいろんな囲いを設けて何が楽しいのやら。

全然異論は余裕で受け付けている。 
僕に異論をぶつける暇があればの話だけれど。


ところで、僕は接続詞の使い方があまり上手じゃないということが分かりました。