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10月の忙しさについて
ここ最近忙しい日が続いている。
僕は日本国際テコンドー協会の副師範であると同時に証券の会社員でもあるので、平日は当然バリバリと会社で働いている。
平日は福島、金夜から東京という二拠点生活にはだいぶ慣れたけれど、仕事が立て込んでくると金曜の夜に帰ることを諦めて土曜の朝帰る日もちらほら出てきた。
長期のプロジェクトが佳境に入っているため、夜のジムワークを諦める日も増えたし、自炊もおやすみして毎晩帰り道の定食屋「母」で晩ご飯を済ませている。
僕が尊敬する慎泰俊さんは、「人が大変だとか辛いと思うことは、それがその人の習慣から外れているかどうかによる」というようなことを言っていた。
どんなことも結局慣れてしまえばなんてことはなくなるし、また、人は慣れてしまえない事柄なんてあまり無いということも周知の事実だ。
新しい環境でのこの忙しさは僕の慣れの範囲の外にあるらしく、普通に疲れる。(跆拳道の副師範たるものそんな簡単に疲れるとか言ってはいけない)
しかし、アメリカ大統領に比べればきっと福島と東京の往復生活なんて忙しくともなんとも無いし、品川道場の柴田彰師範(日本M&Aセンター執行役)に比べれば僕の会社員としての忙しさなんてハナクソ以下だ。
結局は、自分の慣れの範囲を広げることが、「成長する」ということだし、会社のことも、道場のことも、まだまだ慣れの範囲を広げる余地がある。
週末は道場生のDさんの六本木ヒルズでのキックの試合があるし、話の成り行きで僕自身もタイ人とエキシビションマッチをすることになってしまった。※
そんなことに慣れる必要は全くないのだけれど、
これが格闘家、跆拳道家としての自分の成長に繋がってくれればと願うしかない。
※テコンドーとして出る訳ではありません。ただ単に無名のキックボクサーとして参加します。協会および師範には話を通してあります。