【トップMBA合格者の特徴】②時間コスト
第29回目の投稿になります。貴重なお時間、お読み頂きありがとう御座います。
さて、今回も前回に引き続き、トップMBAに合格する人の特徴、ということで、今まで私が見てきたトップMBAホルダーの顔を一人一人思い浮かべながら、皆さんに共通する、その成功する要素を纏めてみたいと思います。
前回お伝えした成功する人の要素①は、決断力と執念、やり切る力、セルフイメージの高さ。
さらに続けると、時間に対するシビアなコスト意識、が挙げられます。
MBA留学を決断したその日から、この時間コストに対するシビアさは、出願に向けて、どんどん厳格さを増して行きます。合格を勝ち取るまでは勿論ですが、実際にMBAに進学した後はなおさら。到底こなし切れない課題に追われる生活になるので、一瞬たりとも無駄にできない緊張感の中でオンの時間を過ごす事になります。交わす一言、メッセージの一言も、いかに無駄なく効率的・効果的に、他人の時間を奪う事なく、有効にコミュニケーションしていくか、を常に意識して、周りとも対話をしていくことになります。
MBA入学前のGMATにおいても、このコミュニケーションの無駄を徹底的に削ぎ落とす、という訓練をするので、トップMBAに合格できる実力の持ち主は、やはり、コミュニケーション能力においても英語力においても、時間コストに対する感覚は鋭敏であり、かつ、実際に時間を無駄にしないような習慣を数多く身につけています。
僕自身もそうですが、MBA受験生時代は、まず人と食事に行くという事がなくなります。というか無くします。無駄に人と話している時間など無い。無意味な会社の付き合いや飲み会などは全て容赦無くスキップです。ランチも当然1人。誰とも口を聞きません。仕事以外の貴重な時間は、一分一秒すら無駄にせず、ひたすらMBAの準備に集中します。
勿論、人によってスタイルは異なります。ランチで一緒に行動しないと仕事がしにくくなるようなザ・日本企業から派遣でトップMBAに合格した受験仲間は、早朝誰よりも早く出社し、誰もいないオフィスで、朝の2時間GMATの過去問演習をする代わりに、ランチでの勉強は諦め、朝と夜と土日に集中して、スコアメイクやエッセイ作成など,MBA出願準備をしていました。
いずれにせよ,一分一秒に対する緊張感というか,無駄にしない鋭敏な感覚が染みつきます。常に投資対効果を意識し,特にMBA受験期間は,合格に直結する為のアウトプットを意識しての,目の前の時間の投資を積み重ねる生活を送る事になるので,必然的に時間感覚は研ぎ澄まされ,結果として,卒業後の年収は跳ね上がる事になります。転職する場合はとりわけ,私費の場合は特に,殆どの場合,留学前に比べて,年収が高まり,時給も高くなるのです。
この目の前の一瞬一瞬に対する緊張感,一分一秒を無駄にしない感覚。これが鋭ければ鋭いほど,シビアであればある人ほど,トップスクールに合格している傾向があるというのが,私の経験則です。
時間コストに対する感覚がシビアである,と言う事は,まさに生き方そのもの。時間=命そのもの,なので,それだけ人生を真剣に生きているし,チャレンジしているし,勝負している感覚がある。自己管理も徹底する事になるし,無駄な人とも付き合わないし,無駄な会話もしなくなるし,とにかく,徹頭徹尾,合理的に,徹底的に時間をブロックして,不要なものを全て遮断して,時間を,夢や目標達成に向けて,集中投資するという生活を,送る事になります。
MBAに行くまでもなく,外資系戦略コンサルティングファームや外資系投資銀行などのプロフェッショナルファームで働いている人達は、この時間コストに対する感覚は,日々の仕事やプロジェクトをこなしていく過程で,染み付いています。だから,一般論で言うと,彼らの年収は事業会社に比べると高い。私費でも,やはり,日本の場合は特に,プロフェッショナルファーム出身者は,トップMBAに合格する割合が圧倒的に高いです。
時間コストへの意識がシビアなので,返信スピードも速いです。
先延ばしする,という感覚が無いので、即断即決の人が多い。忙しいというか,常に時間を充実させて過ごしているので,メッセージは見た瞬間に反応する。僕自身,戦略コンサル,経営コンサル,投資銀行,総合商社,ITベンチャー,ベンチャーキャピタル,と色んな業界や会社を経験して,沢山のプロフェッショナル達を見てきましたが,感覚値としては,やはり,収入の高さと返信スピードの速さは正比例するようです。特に投資銀行や戦略コンサルの最も忙しい若手など,返信は超速で、こちらがメッセージを打ち終わって送った瞬間に返事が届いていることも多いです。起業家でもそうで,僕の友人でも,最前線で活躍して経営に邁進している忙しい経営者ほど,メッセージした時のリプライが誰よりも速い。時間的に間延びして過ごしている人ほど,返事は遅いし,返ってこない事も多い。先延ばしする癖がついてしまっているので,そういう人は,次に来たはずのチャンスも逃しがちです。
外資系投資銀行や戦略コンサルなどのプロフェッショナルファームで若手が真っ先に習得するスキルといえば,ショートカット。とにかくマウスを使わない。とある外資系投資銀行では,若手のPCからはマウスを引っこ抜かれます。マウスを動かしてクリックしている数秒の無駄を徹底的に排除する。その蓄積たるや膨大なもので。結果として,ピアノを弾くようなスピードでエクセルを打ち込めるバンカーやコンサルは多いです。僕自身はプロフェッショナルファームも事業会社も経験しましたが,総合商社でさえ,最近はIT導入やIT関連部署からの啓発で変わっては来ているものの,平気でマウスをゆったりと動かしてクリックしているような人達は多いです。時間コストに対する意識が希薄。時間が間延びしている。一分一秒に対する緊張感が緩いというのは感じました。
特にトップMBAに合格する人達は,人生において,何かを達成してきた人たちなので,知らずの内に時間コストに対する意識が高い人が多く,今を誰よりも真剣に充実させて生きている人の割合が高いので,一分一秒を無駄にしない行動習慣が身についていて,先延ばしはしないし,やる事その場で片付ける。だから,メッセージひとつにしても返信は超速です。
というわけで,今回はトップMBA合格者の特徴その②,時間コストのシビアさ,返信スピードの速さ,というお話でした。
さらに次回へ続きます。
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