【夢をカラーで描く大切さ】偉大な経営者からの学び
第22回目の投稿となります。今回もお読み頂きありがとうございます。
さて、今回は僕が今まで直接学んできた偉大な経営者からの教え。その中で共通している言葉についてです。
思考は現実化する。
これはナポレオンヒルの成功哲学でも言われている有名な言葉ですが、釈迦も2500年前に「人は考えた通りになる」と伝えています。
その中でも、孫正義校長(ソフトバンクアカデミアに通っていたので僕にとっては校長)、稲盛和夫塾長(盛和塾に通っていたので僕にとっては塾長)、澤田秀雄会長(経営を直接学びハウステンボスで一緒に仕事をしたので僕にとっては会長)には、直接的に経営学や帝王学などを学びました。また、孫校長、澤田会長が創業当初から父親のように慕っている野田一夫先生(ピータードラッガーを日本に紹介した経営学の権威で型破りの大学教授。孫校長に夢を志の違いを説き、「志高く」の言葉を与えた恩師)には個人的に大変お世話になっています。
そこで、今回は、その偉大な経営者達から直接学んだ事で、共通しており、おそらく最も大切な考え方の一つ、夢を明確に描くことの大切さ、について書いてみたいと思います。
思考は現実化する。これはもう至る所で言われている成功のエッセンスですが、孫校長、稲盛塾長、澤田会長から学んだ一番大事な教えもまさに、目標をカラーで明確に描くことの大切さです。
僕自身は、孫正義にとにかく会いたい、と言う事で、株主になって株主総会で直接質問するかソフトバンクに入社するかしか手段が無いと思っていたのですが、カンブリア宮殿で、ソフトバンクアカデミアを知り、友人の推薦もあり応募し、運良く10,000人以上の応募者の中から、グローバルCEOコースの候補者として、最後は孫校長の前で五分プレゼンをして、20人の1人に選ばれ、6年間、直接、帝王学を学ばせて頂きました。
守秘義務があるので、具体的なお話の内容はここでは書けないのですが、とにかくもう、いつも、スケールが凄まじく大きくて、有言実行。その後ニュースになって世間で話題になって実現したことの多くを、それより前にアカデミアで、まるでそれが実現したかのように話す姿で聞いていました。
自分がなりたい姿をカラーでありありと描く。こういう会社にしたいという絵をカラーで詳細に思い描く。想いを具体的に思い描く。将来こういう人物になりたい、こういう会社にしたい。頭の中で思い描く。思い描き方が正確であればあるほど、それが実現に近づく。
これは、澤田会長から直接教わったことであり、稲盛塾長が再三再四、経営者たち塾生に伝え続けたことであり、孫校長が常に実践している事です。
僕自身のコーチングでも、とにかく、この、夢をカラーでありありと思い描く、という事から全てを始めることにしています。その為には、自分の全人生を振り返り、ありありと思い出して、特に、成功体験を追体験して再現出来るようにする。そして、未来を仮説で良いから描いて観る。
もし、今考えている、思い描いている夢が全て実現するとしたら?
そうやって、今まで考えたことの無かったようなご自身の未来について、超具体的に日付や場所、場面付きで、カラーで思い描いてもらいます。
そうすると、その瞬間から、その想像した未来に現実が引き寄せられる、という現象が生じ始めるのです。
トップビジネススクールへの合格もそうですが、何がなんでも何歳までに自分はハーバードへ行く、スタンフォードへ行く、UCLAに行くんだ、と心の底から決断して、行くと決めたなら、後はもう、合格するために必要な事を、今この瞬間から行動に移してやる事になります。
行くと決めたのだから、言い訳など意味が無いし、とにかく合格に必要なことをやる。必要なスコアが出るまでやる。合格するエッセイを仕上げる。合格するインタビューを仕上げる。熱を出そうが、体調が悪かろうが、入院しようが、決めたなら、もうやるしかないし、合格するまで諦めなければ必ず合格する。
澤田会長に先週お会いして、直接改めて聞いた言葉がコレでした。
成功するまでやれば成功する。
松下幸之助さんも言っています。
成功の秘訣は、成功するまで続けること。
非常にシンプルな事ですが、本当にこの一言に尽きる。
そして、失敗を失敗と捉えない。
松下幸之助さんは失敗を未成功という言葉で表現しています。
発明王エジソンの言葉も有名ですよね。実験を失敗したんじゃない、うまくいかないやり方を発見したのだと。
全ての偉大な成功者に共通する第一原則は、本当にシンプルですが、夢を描くこと。なりたい姿を思い描くこと。目標をカラーでありありと詳細までイメージすること。
これに尽きる、ということを偉大な経営者達から直接学びました。
最後に、野田一夫先生から言われた、成功の要諦で、上記の偉大な経営者たちからも学ばなかった金言をご紹介します。
「夢は漠然と持った方が良い。
夢を達成したら虚しさを味わうし、達成できなければ挫折感を味わう。
だから、夢は漠然と持った方が良い。」
この言葉は僕にとっては衝撃でした。
数年前に、雑誌ゲーテで野田一夫先生の特集記事が組まれた時のこと。ゲーテの編集部が、多くの経営者に憧れの人生の先輩経営者についてアンケートを取ったところ、野田一夫先生の名前がダントツで上がっていた。こんな生き方、こんなあり方が理想であり、憧れである。そのダントツが野田一夫先生だった。
僕自身も、可能な限り偉大な経営者には直接会うようにしてきましたが、個人的には野田一夫先生のような生き方に心から憧れます。その生き方とは、大切な人たちを心から愛し、大切な人たちから愛される生き方。好き嫌いをハッキリ、威風堂々、颯爽と正直に話し、快活に生きる。「人生は太く長く」。
夢を明確に描く。カラーでありありと思い描く。
その大切さと
夢を漠然と持っておく。その大切さ。
人生に答えは無いけれども、偉大な経営者達から学んだこの二つの教えは、僕が生きる上で、今後生きていく上で、また、多くの方の夢を叶える力になる上で、最も大切にしている、根本の哲学です。
正解はありませんし、僕自身も、夢を叶える力になるべく日々学びながら精進を重ねています。
最後までお読み頂き、ありがとう御座います。
せっかくの一期一会を明るい未来へ繋げることが出来たら嬉しいです。
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