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#75 ぐるぐる熊本①

先日、悪天候の中でしたが初めて熊本に行って来ました。
博多から新幹線で1時間弱。意外と近いんだなと思いました。

○3度目で無事着陸
福岡空港周辺の悪天候(大雨と強風)のため、3回目でようやく着陸できました。
着陸を断念して機体が上昇するときが一番怖かったです。
まるで絶叫マシンに乗っているかのような気分でした。
2回断念して新千歳空港に引き返すことも覚悟しましたが、無事に着陸できてホッとしました。
内心、もう引き返してもいいよと思っていました。

○熊本市電
熊本市内の主要な観光地に行くには市電が便利でした。
今回のように雨が降っているときも便利です。

○橙書店

店舗は2階です


まずは熊本で一番行きたかった本屋・橙書店へ。
狭い店内には本が詰まっていました。
本屋に関する本が平積みされていて、鳥取にあった定有堂書店に関する本を購入しました。

シンプルだけど美味しい
オレンジジュース


カフェスペースがあり、チキンカレーを注文。美味しかったです。
エッセイで描かれた場所に来ることができて良かったです。
店主の方とお話ができれば良かったなあ。

店の入口

○夏目漱石大江旧宅

大江旧宅の入口


夏目漱石は4年3カ月熊本に住んでいました。
大江旧宅は3番目に住んでいた家で、現在の地に移築復元されました。
200円を払って見学してきました。

縁側での1枚
上の写真の縁側はここ!


施設の方に漱石が写真を撮った縁側のエピソードなどを丁寧に説明していただきました。
意外だったのは犬好きだったということ。
熊本時代に飼っていた犬は周りの人たちに噛みついていて問題になったものの、漱石は犬だけが悪いわけではないと擁護していました。
しかし、その漱石自身がその犬に噛まれたそうです。
ちょっと面倒くさいけど、漱石らしいエピソードだなと思いました。

漱石といえばこの四字熟語のイメージ
この写真の左下に唯一撮影不可の肖像がありました
その撮影不可の肖像がこちら(右側)
よく見る肖像画

○長崎書店
繁華街の商店街の一角にある老舗の書店。
長崎次郎書店の支店にあたります。
何気ない本屋さんですが、長く続いてほしいです。
他にも中心部には別の本屋や、古書店がありました。
昨年閉店した古書店があったのですが、閉店のお知らせの紙にはお客さんたちの感謝の言葉が綴られていました。

真ん中の閉店のお知らせは拡大して見てほしいです

○夏目漱石第六旧宅、内坪井旧宅

第六旧宅

現在、第六旧宅は一般住宅のため非公開になっているため外観のみを観光。

見学したかった内坪井旧宅


内坪井旧宅は五番目に住んだ家。
入館時間に間に合わなかったため、こちらも外観のみを観光。

○ニオーサン

ゲストハウスの外観


今回はこちらの個室タイプのゲストハウスに2泊しました。
以前も個室に泊まったことはありますが、専用の洗面所・トイレ・シャワーがついているゲストハウスは初めてでした。
専用なので他の宿泊者のことを気にせずに使えるのが良いですね。

広々とした室内


部屋もベッドを2つ置いても広々としていました。
これで1泊4000円は正直安いと思います。

○熊本グルメ
名物の太平燕(タイピーエン)と熊本ラーメンをいただきました。

太平燕


太平燕は春雨を使った麺類で、海鮮や野菜が入っていてとてもヘルシーでした。
トッピングにゆで卵が入っているのですが、揚げてあるのが特徴的でした。

熊本ラーメン


熊本ラーメンはにんにくの効いた豚骨ラーメンです。
今回は熊本ラーメンの元祖とされる「こむらさき」という店でいただきました。

○地元スーパー
宿の近くにあった熊本ローカルのスーパー・ロッキーに行ってみました。
醤油や米のコーナーに行くと地域の色が出ていますね。
フンドーキン(大分)、フンドーダイ(熊本)、チョーコー醤油(長崎)などの醤油が普通に売っていました。
北海道では手軽には手に入らない醤油が売っているのは羨ましいです。

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