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旅のおかげで心が晴れた。

読みにきてくださり、ありがとうございます。

2日間の旅行でヘトヘトのゆにです。
ただ、疲れただけではなく、収穫も多い旅でした。

#挨拶文を楽しもう
#蒼広樹

夫の親戚に会いに、長野へ行きました。
親戚と会うのは2年ぶりです。

2年前、うつがひどい時に行ったので、
まともに話せたかどうかも覚えてない。
前回、粗相があったんじゃないかと考えると、
今回も心配でたまらなくなり、
行く前から気分が落ち込んでいました。

しかし、そんな心配は杞憂に終わりました。

親戚たちは、私たちが来るのを
楽しみにしてくれていたようです。

「よく来てくれたね」
「来てくれてありがとう」
「会えて良かった」

嬉しい言葉をたくさんかけてくれました。

親戚同士のお付き合い。
長男の嫁としての立場。
気を回さなきゃいけない。

憂鬱だった気持ちは、
優しい言葉のおかげで
すうっと消えていきます。

温かい気持ちになるのと同時に、
私は少し申し訳ない気持ちになりました。

親戚もきっと、緊張していたはず。
数年に1回しか会わない関係だから、
私たちが何で喜ぶとかわからない。
それでも私たちのために時間を割き、
もてなしてくれた。

そこまで私は思いが及ばす、
ついネガティブなことを考えてしまいました。
無意識のうちに、
自分を中心に物事を捉えていたのです。

親戚に対して、とても失礼だったと反省しました。

良い人ばかりということはわかっていたのに、
自分の思いばかり優先して、
会いたくないとさえ思った。
相手が私たちのために、
心を込めて準備をしてくれているのも知らず。

楽しい時間。
これでもかという量のお土産。

本来なら違うことに充てていたはずの時間を、
私たちと過ごすために使ってくれたのです。

本当にありがたい。
感謝をどうにか伝えたい。

そんな私に、親戚が言いました。

「またおいで」

「はい!また来ます!」

思わず、満面の笑みで答えたのでした。

親戚が元気なうちに、また家族で訪れたい。

気がつくと、行く前の憂鬱だった気持ちが、
雲ひとつない青空のように
すっかり晴れ渡っていました。

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