好きに生きる
好きに生きることにした。
とはいえ、
「好きに生きる」って言っても
そうそうすんなりいかずに、挫折する人も多いと思う。
例えるなら、
今まで散々、ツケで飲んできたのに
「もう、飲みに行かない。
じゃあね、バイバイ」
といっているようなもので、
「はい、そうですか」って、飲み屋のママはすんなりOKしないじゃない?
「じゃあ、今までのツケを全部払ってね」
って、笑顔で迫ってくるでしょ?
別の例も出すと、
昨日まで普通に仲良く
何も問題なく付き合ってきた恋人に
突然別れを切り出したら
「え?なんで?どうして?
何がいけなかったの?
全然そんな素振りなかったじゃん?
なんで突然、そんなこと言うの?」
とか、あるいは
「絶対別れない!そんなの認めない!
意味わかんない!」
とか、逆切れしてすんなりいかんでしょ?
(もしこれがすんなり別れられるなら
よっぽど別れを匂わせ、それまでに色々
面倒なやり取りがあったはず。
あるいは冷え切っていたかだなwww)
ともかく、
今まで散々、周りのことを考え
自分のことを後回しにし
まったくもって
自分の気持ちなんぞ放置してきた人が
「好きに生きる」
と決めるのは、そういうことなのだ。
そう。
ツケを支払ったり、
ケリをつけなきゃいかんことがあるわけですよ、ええ。
それが一気に押し寄せる。
するとさ、
超面倒じゃん?笑
疲れるじゃん。
もうやめて~~~~~ってなるやん?
全然好きに生きれない!
今までのほうがマシ!
って気持ちになるわけですよ。
そこで挫折する。
ああ、もう好きに生きるのやめる。
だって無理だもん。
なんか周りからは口うるさく言われたり
反対されたり、
めっちゃ面倒なことだらけで
全然好きになんてできないじゃん!!!
ってね。
心当たり、ないです?
たぶん私はずっとそうなんだ。
だけど・・・
やっぱり・・・
「好きに生きる」を諦められない。
往生際が悪い。笑
頭ではわかっている。
ツケを支払ったり、
ケリをつけることがあるということ。
まあね、ツケも払わず、ケリもつけずに
好きに生きるもありだと思うんだけど
要は、
自分の中の「仁義」で見たときに
やっぱりそれを無視できない。
私にとって
ツケを支払わず、ケリもつけずに好きに生きたら、
たぶん、
疾走・・・じゃなかった失踪するwww
記入された離婚届をテーブルに置き、
夫や子どもを置き去りにし、
荷物はほんとバッグ一つで家を出て、
スマホは解約して、
親とも連絡とらずに、
ひとりどこかへいく。
それこそ疾走しながら。笑
どこに行くかなんてわからない。
仕事なんて選ばなければ、きっと見つかる。
(何がみつかるかは恐ろしや・・・・)
でもこれが、
本当に私の望む「好きに生きる」なのか?
ってことなんです。
そんな今まであるものを全部捨てて
(しかも断絶だよ、これ)
生きることが、私の「好きに生きる」なのか?
こんな風に「捨てる」のは
今まで生きてきた自分自身を
「なかったことにする」ということで、
それはつまり
今まで生きてきた自分を否定する
ということ。
なかったことになんかできない。
新たな地に行き、
過去を「隠して」生きることはできるかもしれないけれど。
自分は知っている。
自分がどう生きてきたか、何をしてきたか。
だから「なかったこと」にはできないんだよね。
ツケも払わず
ケリもつけずに置き去りにしたことは
まるでゴミのように捨てて
見ないようにフタしただけ。
ずっと心の中に残っているから腐敗する。
そう思うんです、わたしはね。
「好きに生きる」ってことが
今まで自分が生きてきたあり方とかけ離れているほど、
「好きに生きる」に舵を切ることにした瞬間から、
いろんな「大変なこと」が起こるのは当然だよね。
だって、右利きで生活していたのに
よし、左利きで生活する!って決めて
今まで使ってないかった左で文字書いたり、箸を使ったらどうなるさ?
言わずもがなでしょ?
それだ、それ。
「好きに生きる」っていうのは
最初は今までのように進まなくても仕方ないんだ。
そこで諦めずに続けていればいいだけ。
まあ周りはね、
ほら、今まで通り右のほうがきれいに文字書けるよ、とか
ご飯がすぐに食べられるし、イライラしなくて済むじゃない?とか
ほらみたことか、もともと右利きなんだから
左を使ってやる必要ないんだよ、とか
そう言う人のほうが多いだろうから
「うるさ~~~い!!!
キーーーーーーーーーッ!」
って気分になるけれど
でもね、きっといるはず。
「そうか、じゃあ頑張れ!」って応援してくれる人が。
というわけで
私はこれから好きに生きていく記録を書いていくことにする。
たぶん(いや、確実に)失敗したり凹んだりすることがあるだろう。
でもそれも書く。
だから、これを読んだあなたも
一緒に頑張ろう。
え?何?一緒にってどういうことかって?
「好きに生きる」というタイトルが気になり
画像すら入れずに
こんなに長く書いている文章を最後まで読むってことは、
あなたも「好きに生きたい」って
思ってるってことじゃないかなって。
一緒に頑張らなくてもいい。
ただ、もしよかったら
見守っていて♡
息を吸って吐くように
空気のように当たり前のごとく
好きに生きます。
好きに生きてみたポーズ…ということにしておこう。
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