まとめサイトは本にはかなわない
私、本の虫なんです。
いや、正確に言うと
「本の虫だった」
いつの頃からか
本を読まなくなり、
一人暮らししてからは
置く場所がないからと読まず、
社会人になってからは
読んでもビジネス書ばかり。
でも本当はね…
私、
小説に飢えていたんです。
物語が読みたいの!
ストーリーが!
ということに気づいて
Amazonで気になる本を
ひたすらカートに入れてたら
ものの5分もしないで
2万円超えた。笑
大人買いしたかったのに
理性が止めた。
あーーーあ。
好きに生きてないなぁ。
結果どうなってるかというと
無料のマンガ、あるやん?
あれを見てまうねん。
ついついつい。
全部読めんの
わかっとるのに。
途中で(しかもいいとこで)
無料は終わり
続きみたいなら買ってくれ〜
ってな。
…はい、関西弁やめます。
(エセ関西人でごめんなさい。
バカにしてるのではなく
関西弁への憧れです)
話を戻しますと、
無料のマンガでいいところで終わっても
私、買わないんです。
いま、ネットにはまとめサイトって
あるでしょ?
ありがたいことに
各話ごとにまとめてくれてる。
それを一気読みして
内容把握。
はぁ〜スッキリ〜
ってなるんです。
でもね…
残念ながら気づいてしまった。
まとめは「まとめ」でしかない。
本なら行間、
漫画ならひとコマひとコマにある
その息遣い
それがない。
まとめは息してないのだ。
愕然としましたよ、えぇ。
その事実に気づいてしまったから。
まとめはまとめ、
本を超えない
という事実を突きつけられて
私は初めて気づいたんです。
あぁ、私が求めてるのは
単に物語の結末を知ること
なんじゃなく
その文章にこめられた
息づかいなのか
って。
文章にこめられた息づかいというのは
キャラクターたちを通して
結局自分が感じる気持ち
ってことなんだと思う。
読んでドキドキしたり
ハラハラしたり
ギュッと胸を締め付けられたり
切なさに涙したり
思い当たることが自分にも多すぎて
アタタタタとなったり
硬直したり…
ともかく、
読んで感情が揺さぶられる
ってことです。
これ、まとめにないでしょ?
そんなまとめあったら
知りたいわ。
(もはやそれはまとめではない、
本をそのまま抜き出しただけ)
あ~~~~~、
もう無料マンガ、見れん。
最後まで読めないし
(お金払えって話ですが)
…とか言いながら
読んでしまうのは
感情が揺さぶれるのに
飢えてるからだな。
絶叫マシンは
苦手なんだけどねぇ。苦笑
この飢えを満たすには
無料マンガなんぞではなく
ちゃんとお金を払って
本を読む、しかないわけです。
(本以外でもいいんだろうけど)
そもそもね、
エンディングまで辿りつけず
ちょうもんもんとしてしまうなら
やめればいいし
かと言って
実は無料マンガに
そんなに執着してない。
だって、
今までに読んだ中で
タイトルすらもう
覚えてない。
それまでのものだった、わけで
なのにそれに私は
「時間」かけているわけです。
ある意味、中毒。
代替品中毒や。
・・・
これ、どう思う?
ほんとに欲しいものじゃなくて
別のもので
自分を満たそうとすること。
妥協
これって本の話だけじゃなく
ほかも多分してる。
まぁこれでいいかなで
色んな場面で
妥協しちゃう。
いーーーーやーーーー。
やめる。
やめるのだ。
好きに生きるのだ。
そうなのだ!
「好きに生きる」とは
妥協なく
自分の本当に欲しいもので
人生埋め尽くすってことなのだ。
よし!まずは1冊買おう。
どれにしよう?
悩む。。。
ちなみに
正月休みはこれを読み
泣いた。
ムゲンのi
一気読み。
そして、大泣きの最後でした。
爽快だったな〜〜〜
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