本物と偽物、本物がいいに決まってる?!
2元性の問題において必ずと言ってもいいくらい出てくる「本物と偽物」というテーマ。
何が何でも本物がいいに決まってる!って
思っておられる方も多いと思います。
本当にそうなんでしょうか?
わたしは若い頃百貨店の時計売り場で販売員をしていましたが腕時計の皮バンドの交換に来られるお客も沢山いました。
皮バンドには合成皮革と本革があります。
元々付いていたものと同じものを付けたいという方もいますが代替えバンドにしたいというお客様には
合成皮革と本革の種類を説明して選んで頂きます。
「どちらが長持ちしますか?」という質問には
「合成皮革の方が長持ちします」とお答えしていました。
そこで・・・
本革には高級感がありますが値段も高価で
しかも汗には弱く傷にも弱いという特長があります。
一方で・・・
合成皮革には値段が安く本革に比べると繊維が多くしっかりしていて長持ちしやすい。
という特長があります。
どうしても本革にこだわるのならそれもいいでしょう。
ですが長持ちしたいのなら合成皮革の方を選ぶという
選択もありなのではないでしょうか?
何が何でも本物しか嫌と思うより
どんな時でも頭を柔らかくして物事を決断できる人でありたいなと思っています。
皆さんはどうお考えになりますか?