留目真伸 × 本田哲也 対談 新産業を紡ぐ物語の力 ~「ナラティブカンパニー」出版記念イベント5/26開催
5月14日発売:本田哲也氏 著「ナラティブカンパニー」にて、SUNDREDが事例として紹介されます。こちらを記念してSUNDRED代表の留目真伸と、本田哲也氏とのスペシャル対談が実現しました。
イベント概要
【日時】2021年5月26日(水)19:00〜20:30
【場所】オンライン(Zoom)
【費用】無料
【ゲスト】株式会社本田事務所 代表取締役 本田哲也氏
【主催】SUNDRED株式会社
【申し込み】Peatixより
アジェンダ
19:00 オープニング・イベント概要説明
19:05 SUNDREDについて(SUNDRED代表・留目真伸)
19:10 ゲスト講演(テーマ:ナラティブカンパニー 本田事務所代表・本田哲也)
19:40 対談(留目真伸✕本田哲也)
20:10 質疑応答
20:25 SUNDREDよりお知らせ
20:30 イベント終了
企業コミュニケーションにおける新たなキーワード「ナラティブ」
ここ数年の大きな社会変化として、SNSの浸透とスマートフォンの普及、またSDGsやESG投資などに象徴される、社会課題への世界規模での関心の高まりが挙げられます。コロナ禍によってこれらの変化は加速しています。新型コロナウイルス感染症は、これまで当たり前だった私たちの価値観や習慣、企業経済や社会構造を変えるインパクトを世の中に与えています。あらゆる分野において私たちは変革を余儀なくされ、ニューノーマルの世界に直面しています。
一方で近年、企業コミュニケーションにおける新たなキーワードとして、「ナラティブ」という概念が世界的に注目されています。「ナラティブ」とは、企業と消費者(生活者、ユーザー)との「共体験」の物語のこと。
同じ‘物語’でも主人公が企業の「ストーリー」では、発信は一方通行になりますが、「ナラティブ」では生活者やステークホルダーも主人公となり、企業と共に物語を「共創」していくことが大きな違いとなります。
特にコロナ禍から、「共体験」の価値が高まり、企業側との距離感の変化、より企業に「自分らしさ(オーセンティシティ)」が問われる等の変化が表れ始めました。今、社会的共創(企業と生活者、多様なステークホルダーの共創)の重要性が問われる中、新たなアプローチの手段として「ナラティブ」が注目されています。
SUNDREDも「ナラティブ」によって新産業を生み出す企業として書籍「ナラティブカンパニー」にも紹介されました。今回は、本田哲也氏の講演や、SUNDRED留目との対談を通じて、今の時代に確実に押さえて置かなければいけない概念「ナラティブ」について理解を深めます。
イベント参加で得られる価値
・なぜ今「ナラティブ」が必要なのかの理解
・「ナラティブ」と「ストーリー」の違いの理解
・「ナラティブ」を使いこなす企業「ナラティブカンパニー」についての具体的な事例
・「ナラティブ」を実践するための5つのステップについて理解
【講師情報】本田 哲也
本田 哲也(株式会社本田事務所 代表取締役/PRストラテジスト)
「世界でもっとも影響力のあるPRプロフェッショナル300人」にPRWEEK誌によって選出された日本を代表するPR専門家。世界的なアワード『PRWeek Awards 2015』にて「PR Professional of the Year」を受賞。セガの海外事業部を経て、1999年に世界最大規模のPR会社フライシュマン・ヒラードの日本法人に入社。2006年、スピンオフとしてブルーカレント・ジャパンを設立、代表に就任。2009年に『戦略PR』(アスキー新書)を上梓し、マーケティング業界にPRブームを巻き起こす。P&G、花王、ユニリーバ、アディダス、サントリー、トヨタ、資生堂など国内外の企業との実績多数。
2019年より、株式会社本田事務所としての活動を開始。著書に『その1人が30万人を動かす!』(東洋経済新報社)、『広告やメディアで人を動かそうとするのは、もうあきらめなさい。』、『戦略PR 世の中を動かす新しい6つの法則』(ディスカヴァー・トゥエンティワン)、新刊に『ナラティブカンパニー 企業を変革する「物語」の力』(東洋経済新報社)など。
外務省のアドバイザーやJリーグのマーケティング委員などを歴任。海外での活動も多岐にわたり、世界最大の広告祭カンヌライオンズでは、公式スピーカーや審査員を務める。
【書籍情報】『ナラティブカンパニー 企業を変革する「物語」の力』
戦略PRの第一人者が伝授!
ナイキ、ソニー、アマゾン、メルカリほか、
豊富な事例に学ぶ「企業と生活者が共に紡ぐ物語」のつくり方
味の素冷凍食品:冷凍餃子は「手抜き」ではなく「手間抜き」です
パンテーン:「#この髪どうしてダメですか」
WHILL:車椅子→パーソナルモビリティとして再定義
ネットフリックス:世界一のDX企業に備わる共創構造
【ナラティブを実践する5つのステップ】
STEP1 パーパスの設定:ナラティブの「起点」を定める
STEP2 パーセプションの形成:ナラティブの「目的」を明確にする
STEP3 ナラティブスクリプトの作成:ナラティブを「描く」
STEP4 マルチエンゲージの展開:ナラティブを「共創」する
STEP5 効果の測定:ナラティブを「はかる」
署名『ナラティブカンパニー 企業を変革する「物語」の力』
著者 :本田哲也
発売日 :2021年5月14日(金)
定価 :本体2,400円+税
出版社 :東洋経済新報社
【主催】SUNDRED株式会社について
SUNDREDはレノボ・ジャパンやNECパーソナルコンピュータの代表取締役社長等、国内外の企業にて要職を歴任した留目真伸らによって100個の新産業の共創を目指す「新産業のアクセラレーター」として設立されました。
社会起点の目的を多様な社会人との対話の中から共創し、駆動目標となるエコシステム仮説に落とし込み、エコシステム構築の中核となる事業(トリガー事業)を創出し成長を加速していくことで、新産業のエコシステム構築を進めていきます。
「ユビキタスヘルスケア産業」「フィッシュファーム産業」「ハピネスキャピタル産業」等の約12個の新産業プロジェクトを推進中です。アカデミアの知見とプロジェクトの実践を融合させた「新産業共創プロセス」「新産業テーマ創出フレームワーク(HASEモデル)」、目的志向で行動する社会人「インタープレナー」のネットワークを通じて、新しいパラダイムに求められる新産業の創出・開発を加速しています。
HP:https://sundred.co.jp/
新産業について、インタープレナーについて発信しています!
Facebook:https://www.facebook.com/SUNDREDcorporation
今夜はIndustry-Up
社会起点で新しい目的を共創し、それを実現するエコシステムを複数の企業や組織が一つのチームとなって構築することで、価値創造を行っていく時代になりました。個社のスコープを超えて様々なステークホルダーと共創を行っていくにも新産業共創ための共通言語や共通認識が必要です。そこで、SUNDREDは共創のために必要な知識や対話による気づきを得るための企画「今夜はIndustry-Up」を不定期で開催することになりました。
第1回のゲストとして、戦略PRの第一人者であり、5月14日に新刊「ナラティブカンパニー」(東洋経済新報社)を出版する本田哲也氏をお招きし、昨今注目を集める「ナラティブ」についてお伺いします。