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Sundayカミデ members site「RED DEVILS CLUB」
2025年1月26日 16:17
最終話 「心の奥の方に」僕は、辞めなかった。
2025年1月25日 18:57
第9話 「さよなら」確かに光輝いていた93年は終わり、僕は何とか高校生をやっていた。DJを目指した先輩とは、全然会わなくなっていたり、新しい友達にバンドに誘ってもらったりしながら。ラグビー部の正式なバッグを購入して、本当にラグビーの一員となった。
2025年1月22日 18:40
第8話 「平和を望む事」僕をCLUB St.アンズに導いてくれた先輩は、共に働いたBARを辞める事になった。本当に寂しかったけれど、先輩は決断したのだ。
2025年1月20日 17:39
第7話 「ベースという楽器」あれだけやらないと決めていたのに、気がつくと初夏の陽射しを浴びて、僕はグラウンドに立っていた。子供の頃から、ずっとしている事だったから。
2025年1月17日 15:10
第6話 「新しい風」食堂で、見つけてしまった。不覚にも小学生の頃に、中学生にカツアゲされたのだけど、確かに、そいつだった。上靴の色を見て、ひとつ歳上だと分かった。恥ずかしい。
2025年1月14日 19:59
第4話 「SOS」ちょっと俺、ナンパして来るわ!このドリンクチケットあげるから、お前、好きなの飲んで、楽しんどいてな!勝手に帰るなよ!
2025年1月11日 18:33
第3話 「キラキラ」なぁ、給料出たら、アメ村でデッドストックのスニーカー買いに行ってさ、帰りにアンズ寄る?先輩は、明らかにワクワクした顔で、いつものように手早くグラスを拭いていた。
2025年1月10日 15:13
第2話 「コーラの瓶」17歳にして、人生は、あっという間だと口酸っぱく言う先輩。カッコ良くて、どこか虚しくて、そこがとても好きな所だった。
2025年1月8日 20:09
第1話 「音楽の全て」93年のアメリカ村は、とても煩雑でグローバルな世界だった。アフリカ系の外国人の人達は、楽しそうに道に集まって、事あるごとに笑っていたし、日常的な要素を一切無視した服を着飾る若者は、とても充実しているように見えた。夜になると、他府県ナンバーの改造した車が、所狭しと三角公園の周りに路上駐車していた。そして、CLUB。