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コロナで仕事がゼロ、転職して失敗する

命を削りつつ(笑)、効率よく稼げていましたが、新型コロナウイルスの影響で、仕事が突然ゼロに。原稿制作の仕事は、クライアント次第で収入が大きく変動します。月に10万円稼げることもあれば、1万円台に落ち込むことも。その経験から「安定した収入を得たい」と強く思うようになりました。もちろん、在宅で。それは、電話代行の仕事を探すきっかけにもなりました。

この記事は、初めて在宅ワークを探したい方や、電話代行の仕事を在宅で始めてみようと思っている方に役立つ記事です。


コロナ禍で人生最後の推しに出会う

私の人生において、”推し”の存在は、切っても切り離せません。
中高生の頃はジャニオタとして、社会人になってからは観劇オタクとして過ごしていましたが、コロナ禍でK-POPに出会い、推しを応援するために「お金を稼ぎたい!」と思うようになりました。
※人生最後だと思った当時の推しはペン卒し、今はSEVENTEENのジョシュアさんが私の推しです。人生、いつ何が起こるか分かりません。

転職を決意した理由

長年仲良くしていたママが働き始めたことも後押しになりました。彼女は国家資格を持っていたので、あっという間に仕事復帰し、自分だけ取り残されたような気持ちになりました。

地元で事務職を探して見えた現実

仕事を地元探してみると、時給は最低賃金、しかも経理や人事などの経験者が優遇される現実に直面しました。経験者の募集。面接に行っても、やる気だけでは採用されません。

仕事が見つからないときに考えてほしいこと

余談ですが、私は求人広告の営業をしていました。たくさんの経営者・人事担当の方とお話する中で、採用の合否は「その職場に今求められている否か」だと考えています。
採用されなかった時は落ち込むより、「私は今求められてる人じゃなかっただけ」と軽く受け止めることも大切です。
世の中にはたくさんの仕事があって、たくさんの働き方がある。自分を求めている会社も絶対あるはずなんです。まだ出会えていないだけで。

シュフティで電話代行の仕事を始める

「主婦 在宅ワーク」と検索して見つけたのがシュフティという、クラウドソーシングサイト。データ入力やライティングなどさまざまな案件があり、初心者でも始められます。
私は電話代行の仕事を選び、企業宛の電話の一次対応を担当しました。必要なものはPCとマイクだけ。ただし、時給をしっかり稼ぐにはブラインドタッチレベルのタイピングスキルが必要です。静かな環境も求められるため、子どもが在宅の場合は難しいかもしれません。

電話代行のやりがいと気づいたこと

やった分だけ報酬が得られるのは大きな魅力でした。優秀なオペレーターにも選ばれ、インセンティブをもらうことが自信に。しかし、半年ほどたつと自分の性格とのアンマッチに気づきました。

  • マニュアル通りの非効率さ
    私は効率を重視するタイプ。しかし、オペレーターの仕事ではマニュアル通りに進める必要があります。自分で業務改善できないことにストレスを感じるようになりました。

  • 報酬と手数料
    クラウドソーシングでは報酬の一部が手数料として差し引かれます。シュフティも例外ではなく、提示された金額がそのまま手元に入るわけではありません。この手数料を「電話●件分」と計算してしまう癖があり、時に虚しく感じることも…。

来年も再来年もこの仕事を続けられる?

オペレーターの仕事は、立場や仕事内容が変わらないため、「来年もこの仕事を続けるのか?」と考えたとき、自分には向かないと気づきました。在宅で稼げれば何でもいいと思って始めた仕事でしたが、私は効率重視で、業務に裁量を求める性格でした。

リモートワークの基礎を学ぶ貴重な経験に

「転職」という意味では失敗したかもしれませんが、リモートワークの基礎を学ぶ貴重な経験となりました。例えば、ZOOMを使った面接やレクチャー、Slackを活用した業務連絡など、数年間のブランクを埋めるためのスキルを身につけることができました。在宅ワークで必要なツールの使い方やコミュニケーションの取り方を習得できたことは、その後のフリーランス業でも大いに役立っています。

在宅ワークの適性を見極める大切さ

在宅ワークにはさまざまな選択肢がありますが、自分の性格や志向に合った仕事を選ぶことが大切です。私のように業務改善を行いながら効率的に仕事を進めたい方には、自由度が高く、自分の裁量で業務を進められる仕事がおすすめです。
でも、自分の適性や志向は、意外と働いてみないと気づかないもの。フリーランスのよいところは、合わないと思ったら契約を終了することもできること。まずは1プロジェクトで完結する案件から始めて、自分がストレスなく続けられる仕事を探してみるのも良いかもしれません。

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