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【挑戦の先にある絆】高校受験と母の愛

今日はお母さんの愛は無限大!!という話。

以前、こちらの記事で中学3年生の2学期は超大変!という話を書きましたが、

それは生徒にとってだけでなく、そんな子供を見守ることしかできないお母さんにとっても、いやむしろ、お母さんにとっての方がキツいんだよって話を今回は書いていこうと思います。

それではレッツゴー。


◆夏以降のお母さんの心情

・あんた受験生なのにそんなで良いの!?

・本当にこのままで良いのかしら。。。

・また今日も寝るかスマホで1日が終わった。。。

と、今はお母さんの方が多く焦りを感じている時期でしょう。

部活を引退したら、、夏休みが終わったら、、受験モードに変わってくれると信じて待っていても、いつまで経っても変わらない我が子についイライラしてしまい喧嘩になることも。

しかも相手は思春期真っ只中の子供。

お母さんが言えば言うほどもっと動かなくなるのがオチ。

よく塾へも「どうすれば良いか、、」と相談があることも事実です。

お母さんが生徒より数ヶ月早く焦りを感じ始めるのは毎年のことで「うちの子だけかしら、、」ってことはないですよ。っていうことだけまず伝えたい。

◆子供の本音を理解

正直、行きたい高校ややりたい事が決まっている子はその目標に対してアプローチしてあげれば頑張る。

「こうすればその高校に行けるよ!」

逆に、

「このままだと行けないからこう頑張ろうね!」

これで頑張ってくれます。

ただ、やっかいなのは、今の自分が行けそうな高校をなんとなく目標にしている子。

「このままだとやばいよ!」と言っても

いや、別に行けんでもええし』と来る。

この言葉が出た時にぶつかってしまうご家庭が多いのでは?

ぶつかるのは良いとして、その言葉の本心や本音を理解した上でぶつかってほしい。

『いや、別に行けんでもええし』の裏側には、

・自分でもわかっている。不安に目を向けたくない。怖い。

・自分なりに頑張っている小さな変化に気づいてほしい

・ただ負けたくないから言い返しているだけ

という感情があると思っていて、

要は、本心からその高校へ行けなくて良い!なんて言っている子は少ないと思っている。塾へ来ている子は特に。

なぜこの子は焦らないのか、何が原因となっているのか?

必ず答えはある。それを探ろう。

自分の実力でどの高校に行けるか分かっていないのかも。

何の勉強をすれば良いか分かっていないだけかも。

その逃げ先がスマホになっているだけで、やる気が出ない原因は必ずある。

◆お母さんができることは

義務教育を終え、大人への階段を登り始める最初の一歩目となる高校受験。

そんな事わかっているのは大人だけ。

あなたも中学3年生の時そうじゃなかったですか?

極論を言うと、高校受験で重要なのは、必ずしも行きたい高校へ行く事ではなく、それに向けてどれだけ真剣に向き合ってチャレンジできたか?ってこと。

だからまずお母さんの意識もそこに向けてほしい。

その上で具体的にやってほしいことは、

・小さな頑張りでも承認すること

・一緒に高校生活について話をすること

・私はいつでもあなたの味方であると伝え続けること

要は、お母さんの愛で包み込んでほしい

内心、イライラや不満や不安でいっぱいでも包み込んであげてほしい。

思春期の子供に本心で話しかけるのは難しいように感じるかもしれないが、お母さんの本心から出た言葉から感情は必ず伝わる

手紙でも良い。とにかく伝え続ける。

ただもちろん、すぐには何も変化はしない。

ゴロゴロ、ダラダラもする。

でもそれを続けるしかない。

これはお母さんにしかできない。

結局、子供の原動力は【お母さんに褒められたい】が最強。

体は大きくなって生意気なこと言うけど子供はいつまで経っても子供のまま。

いつまで経ってもお母さんが大好き。

このことは絶対に忘れないでほしい。

◆まとめ

塾は今日書いたようなことを生徒へ伝え続けてモチベーションをキープしているが、やはりお母さんのそれには到底敵わない

私自身も学生時代、かなりの強めの反抗期があったがその時に母親から言われた言葉は結構覚えているものが多い。

繰り返しになるが、親子でぶつかる事は悪いことでは決して悪いことではない。

が、その時に子供の口から出る言葉のほとんどがまやかし。

褒められたい相手のお母さんに怒られるのが嫌で咄嗟に口から出ているだけと思って冷静に分析して対応してほしい。

と、なかなか簡単ではないが、、、。

そして是非とも第一志望への高校合格と、この高校受験を通じて親子の絆を更に深めてほしいと心から願う。

今日はここまで!

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