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【倉敷4校】岡山県立倉敷南高校まとめ

今日は倉敷4校の一つ。

先日、倉敷南高校の学校説明会へお邪魔させていただけたのでそれについて書いていきます!

夏までは何だか人ごとのように感じていた高校受験も、秋の訪れとともに急に現実のことと感じ始めてきた今日この頃、皆様いかがお過ごしでしょうか?

以前の記事「高校受験と母の愛」で今の母の心情について書きました↓↓

ちょっとシリアスな内容も含みますが、本心で書きます。

それでは、レッツゴー。


◆入試情報

入試は3月の一般試験のみ。

倍率は少しずつ下がってきている

実は近年、どこの普通科も入試倍率が少しずつ下がっている状態。

スマホの普及により高校を選ぶ時の情報量が増えたことで、『とりあえず普通科』という理由で普通科へ進む子が減っている印象で、

普通科へ行けるような好成績の子も、具体的な将来の夢ややりたいことのために商業高校や何かに特化した科を持つ高校への進学が多くなってる。

と、受験者数さえ減ってはいるが、実績と歴史は確かな高校。

大学進学実績は毎年60%の生徒が国公立大学へ進学。

全国各地の大学へ進学実績があった。

しかも生徒の8割は文武両道、3年間部活動をやり切るらしい。

普通科なので課題(宿題)の量は当然多いが、周りの友達も忙しいスケジュールの中、それをこなしているので自分だけ手に追えないということはなさそう。人は環境に依存する。

まとめると、倉敷南高校には国公立大学を目指す子のためのノウハウと合格するための学習量・学習環境は構築されている。

◆君は本当に大学へ行くのか?

ここからはちょっとシリアスな内容。

『君は普通科へ行って、大学へ行って何がしたいの?』

中学生の君はこの問いに答えられるだろうか。

ほとんどの子がNO。

高校進学時点で将来の夢、何がしたいか、3年後に就職か進学か?

これが決まっていないからとりあえず学びを続けておこう。と普通科へ行く子が少なくない。というか、ほとんどではないだろうか。

大学進学についてYOUTUBEでホリエモンさんがこう言っていた、

「今の子はなんで大学に行くのか分からない。昔はその大学に行かないと読めない書籍や、そこの教授に聞かないと得られない情報ばかりだったので大学へ行く必要があった。行った方が得することが多かった。でも今はスマホを開けば世界最高峰の情報へ数秒でたどりつくことができる。大学へ学びに行く必要はなくなった」と。

正直、これは極論すぎるかも知れないが、言いたいことの本質としては同じ。

要は、一昔前の【大学へ行けば勝ち組!】の時代から、【大学へ行けば何かすごい知識が学べるかも】という大きすぎる期待を疑う必要もある時代へ変化しているのではないかと感じている。

それも恐ろしく密かにものすごいスピードで。

中学3年生の時点でこのことまでしっかり理解した上で、どこの高校へ行くか決めなさい。というのは少々酷なことはわかっている。

が、全くそんなこと知らなかった。という状態で進学校へ進学することも避けてほしい。

そのために、やはり親や先生といった近くの大人が意識を変える必要があると思う。

今までの常識を疑ってみる必要がある。

なぜこんなネガティブにも捉えられるような事をダラダラと書き進めているかというと、実は今、高校進学後にうつ病・不登校となる子が非常に増えている。

それは、先に書いたことも原因の一つで、高校進学後に将来に対する不安・親からの大学進学期待のプレッシャー、一度でも手を止めると周りから置いていかれる恐怖。など

中学ではある程度テスト前の詰め込みとセンスで成績が取れてしまっていたがために、進学校へ行った先でこういった悩みを抱える子が全国的に増えてしまっている。

ここでハッキリしておきたいのが、【普通科に、大学に行かない方が良い】ということが言いたいわけではない。

中3時点でやりたい事が決まっていなく、大学進学へ興味がある子はもちろん高校でも学びを続けてほしいし、進路がどうなろうとその経験は必ず自分の将来へ活きると確信している。

が、国公立大学を目指す、岡山県でいうと岡山大学へ入るということは中学で5教科450点以上取る子達と競い合うってこと。

高校3年生の1年間はずーーーっと大学受験勉強。

夏明けから始めても何とか間に合う高校受験とは訳が違う。

土日なんてないですよ。スマホで面白動画を見てしまった日には自分をぶん殴らないと行けない日々。を365日。

普通科へ行って国公立大学を目指すということはこういう事。

それを知った上で、その日々を覚悟した上で高校の進路も決めてほしい。

ただ、その日々を乗り越えて大学進学を勝ち取った日には、それはもうとてつもない経験値と成功体験が手に入りますよ。

言うても、『岡山大学卒』という経歴は岡山県ではブランド的に扱われるので就職に困ることはないでしょう。

長くなったが、もしこれを読んでも1ミリのブレなく倉敷南、普通科を目指そうと思った君は間違いなく行った方が良い。

やらなかった後悔は一生悔いが残る。

君の決断・挑戦を心から応援したい。

◆まとめ

今日もまた熱くなって長くなってしまったので簡潔にまとめ。

数年前、YOUTUBEで本田圭佑さんが近畿大学の卒業式のスピーチで、

「環境にこだわれ」

と言っていたのを見て、とても腹落ちしたことを今でも鮮明に覚えている。

甘い、ぬるい環境や生活に慣れると人はそのレベルに合うように変化していく。

逆に最初は「こんなの無理!」「きつい!!」と思って始めた事は時期にそれが自分の当たり前になって、周りからは「そんなことできて凄いね!」と称賛される。

私は特に、後者の経験が多いが、初めて一人で海外へ行った時もそう。

タイの空港に降りた瞬間、体から飛び出るかと思うほどに鼓動していた心臓も3日で落ち着き。

5日目の夜には欧米系の方々とバーで朝までお酒を飲んだり。

1ヶ月もすると、現地の人に見間違えられるほど顔や雰囲気がそれに染まっていた。

あ、長くなりそう。。まぁ、この話はまたどこかで。

高校選びに悩んでいる子、不安でしょうがない子はいつでも相談してほしい。

何度もいうが、君の挑戦を心から応援したい。

今日はここまで!

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