【岡山県高校受験】この2校ナメんな
今日はちょっと強烈なタイトルでお届け。
いや、でも正直に思っている事。
2校とは、岡山県にある人気高校
岡山県立倉敷商業高校
岡山県立岡山南高校
のことです。
商業高校だし、偏差値は50くらいで目標にするにはちょうど良いイメージを持たれているこの高校。
実は、恐ろしい現実が隠されているのです。。。
高校受験勉強なんてまだ始めていないよーって子はまずこちらから読んで↓↓↓
それでは、レッツゴー。
◆過去の入試倍率
共に、2月の特別入試と3月の一般入試の受験が可能。
ただ、特別入試募集枠が75-80%となっており、そこで受からないと一般受験の判断がとても難しくなってしまう。。。
以下は、過去の入試倍率
特入枠が拡大したにもかかわらず倍率が落ちていないので受験者数が年々増えているということがわかる。
というのも、そもそも事務職自体が女の子に人気なので「商業で手に職」のイメージがある子が多いのも事実。
と、まぁ大人気の商業高校です。
「いや、でも他の高校でも倍率2倍のところくらいあるだろ!!」
はい、あります。
ただ、この2校は違うんです。
2倍の重さが違う。
◆どんな子がこの高校を目指すか
実は倉商、岡山南を目指している子はこんな子が多いです。
「普通科に行くと勉強ばかりになるのが嫌だから1つ落として倉商にしよう」
というようにですね、そもそも普通科に行くようなレベルの子、実力テストで400点とか取る子がゴロゴロ受けているんですね。
実際に、うちからも毎年多くの子がこの2校を受験しますが、こういった理由の子も多いですよ。
あとは、
【商業でずっとトップ成績を維持して岡山大学推薦入学を目指す】
とか、
【勉強も部活もバイトも全部本気でやりたい!!】
とか、
【プログラミングに興味があるからそういった職業につくために】
とかですね。
要は志が高く、入学後のやりたい事が明確になっていて、意欲的な子が多い印象。
だから、勉強での点数はもちろん、面接や小論文(この後書きます)の結果をとても重視している印象で、そこで根っからのポテンシャルというか、エネルギーみたいなのを出せる子になっておく必要がある。
まとめると、
倉商、岡山南に行きたいなら、5教科の勉強だけでなく、
そこに行って何がしたいか?
どんな高校生活を送りたいか?
ってのを面接官に伝える(自然と)力が必要。
◆地獄の小論文
はい、みんな大嫌い小論文のお話。
倉敷商業の特別入学者選抜では、筆記は英国数の3教科+面接+調査書(内申点)だけでなく【小論文】の試験があります。
(岡山南は口頭試問)
そして、この配点がとても高いとされている。
が、ここをおろそかにする受験生がまあ多い事。
中学校でもそんなに言ってくれないようで、個人的には倉商・岡山南に受かるには【小論文】をいかに制すか?とまで思っています。
まず、小論文の型。序論→本論→結論の訓練に加え、あらゆる出来事に対して自分の意見をまとめる力が必要。
どの子に書かせても読書感想文のようにだらだらと感想を書くだけになることが多い。
ちゃんと小論文の型を覚えて、毎日ニュースに対して論じる訓練をしないとこの高校に受かるのは厳しい。。
逆に言うと!!筆記試験・評定に自信がないよーって子は、面接と、この小論文の対策をしっかりやることで逆転合格の可能性は高まるぞ。
◆まとめ
ということで、今日は倉敷商業高校と岡山南高校について公表されている偏差値で判断して「ナメんな」って話を書きました。
普通科に余裕で行けるけど戦略的に商業高校を選ぶ子や、昔から感想文などが得意で小論文を上手に書ける子。
こんな子たちが多く受験するこの2校。
だからといって諦めてほしくない!
ただ戦略的に受験で戦う準備をしないと簡単に勝てる相手ではない。
評定が足りない子は、面接と小論文、口頭試問重視
英数国で苦手な教科がある子は、どれで点数を取ってどれを捨てるかの判断
選択する科でも倍率が変わってくるのでその分析もする必要がある
と、今の自分の位置から合格に向けてムダのないルートで走って欲しい。
やみくもに3教科の勉強だけに時間を割いてしまうのは得策でない可能性も。。
今日はここまで!
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