独自ドメインが不利になる時代での新たなアフィリエイト戦略
こんにちは、サンデーです。
独立して6年目の専業アフィリエイターです。
アフィリエイトではこれまで「独自ドメインが有利」と言われていましたよね。
アフィリエイトを始めるときに「無料ブログにするか、独自ドメインにするか」で迷った人は多いと思いますが、結局は独自ドメインを選ぶのが正解でした。
「Wordpress+独自ドメイン」というのが、アフィリエイトでは鉄板の組み合わせだったんですね。
しかしGoogleのアルゴリズムが信頼性や権威性を重視するようになった今、個人の独自ドメインが上位表示するのは非常に難しくなりました。
企業や団体のサイトが検索上位を占めるようになったため、個人のサイトでは太刀打ちできなくなったんですね。
信頼性のない個人のドメインでは、普通にやっていてはいつまでたっても評価されません。
独自ドメインだと不利になる時代がやってきたのです。
これからアフィリエイトで収入を得ていくには、「アフィリエイトをするなら独自ドメインで」という昔の常識を捨てる必要があります。
そしてやり方・戦略を新しくアップデートすることが不可欠です。
というわけで、独自ドメインが不利になる時代での新しいアフィリエイト戦略をお話していこうと思います。
企業優位で個人が勝てない時代に
2017年の健康アップデート以降、Googleは信頼性や権威性を重視するようになりました。
そして個人のアフィリエイターはどんどん苦しい戦いを強いられるようになりました。
どんなに質の高い記事を書いても、個人が書いているというだけで「信頼性がない」と判断されるようになったんですね。
そのため、大手企業や団体のサイトが検索上位を占拠するようになりました。
「企業だから信頼できるのか?」と言われると返答に困りますが、Googleがそれを選んだのだからしかたありません。
フェイクニュースや情報が氾濫する中で、消費者が望んだ結果でもあるのでしょう。
実質的にSEOでは企業のドメインが有利になり、信頼のない個人のドメインは不利になったのです。
これは「個人のドメインでは上位表示は無理」と言ってるのではありません。
そもそもGoogleがどこで「企業」か「個人」かを判断してるのかはわかりませんからね。
おそらく読者の動きや被リンクなどのシグナルから、「信頼性のあるドメイン」と判断してるのでしょう。
だから個人でも戦おうと思えば戦えます。SEOが厳しくなった今でも、信頼性さえ獲得していけばいいのですから。
ただ、そういった信頼性のシグナルは個人では獲得しづらいのです。
つまり、企業が有利になるルールで戦ってるということ。
個人はスタートラインからハンディを背負ってるのです。
さらに大手企業は、自分のドメインの直下にオリジナルメディアを作るようになってきました。
サブドメインやサブディレクトリに記事を入れて、アフィリエイトサイトのようなコンテンツを作るようになったんです。
いわゆる「オウンドメディア」と呼ばれるものです。
これらはアフィリエイターが作るコンテンツとかぶります。
広告主がオウンドメディアを作ってきたら、アフィリエイターは広告主と戦わなくちゃいけなくなります。
最初から強いドメインを持つ企業に、個人は勝ち目ありません。
Lv90でロトの剣を持ってる相手に対して、どれだけコツコツとレベルを上げても勝敗は明らかですよね。
良質なコンテンツさえ作れば勝てていた時代は、もう終わったんです。
だから個人のアフィリエイターは、戦略自体を練り直す必要があります。
かつてのアフィリエイト戦略はこうだった
今までのアフィリエイトってこんな感じでした。
2018年頃までは、多くのアフィリエイターがこんな戦略でサイトを作っていました。
1. 良いコンテンツを作って記事の評価を上げる
↓
2. 記事の評価がサイト全体に波及する
↓
3. サイトのドメインパワーが上がる
↓
4. 一緒に「〇〇 評判」などの成約記事の評価が上がる
↓
5. 成約記事が上位表示されて収益が大量に発生!
いわゆるホワイトハットの戦略です。
良いコンテンツさえ作っていれば、自然とドメインパワーが上がって、成約記事(キラーページ)で上位表示ができたんです。
つまりコンテンツの中身だけで勝負しても、大きく稼ぐことができたんですね。
しかしこれは、今となってはドメインパワーに大きく依存した戦略でした。
ドメインパワーで企業に勝てなくなった今、この戦略は通用しなくなってきています。
これからとるべき新しいアフィリエイト戦略
これからは自分のドメインパワーに頼る戦略は使えません。
企業に対抗できるドメインパワーにするには、途方もない時間と労力が必要になりますからね。
今後はドメインパワーのあるプラットフォームを、集客装置として使うのが現実的です。
たとえばアメブロ・YouTube・noteといった、すでにドメインパワーの強い媒体で集客し、そこから独自ドメインのブログ・サイトへと読者を流すんです。
自分のブログ・サイトから集客機能を切り離してしまうんですね。
アメブロやnoteなどは、最近わりと上位表示してるのを見かけます。
これは企業のドメインパワーの影響によるものでしょう。
このドメインパワーを逆に利用しましょう。
かつてアフィリエイトでは「無料ブログはダメで、独自ドメインを使うべし」と言っていました。
なのに無料ブログが有利な時代が来てしまったのは、なんだか皮肉な感じがしますけどね(笑)。
ツイッターやインスタグラムなどのSNSも、ハッシュタグが上位表示されるのを見ると、ドメインパワーが強い媒体と言えます。
こういったプラットフォームを集客装置として使いましょう。
僕もこうやってnoteを書いたりYouTubeを配信したりしてますが、これも集客の一環だったりします。
↓僕のYouTubeチャンネルはこちら
逆に、自分のブログ・サイトは後方に鎮座させます。
そして、成約やファン化の装置として使いましょう。
今まではブログ自体が前線に出て集客していましたが、集客の役割を切り離したブログは、後方に待機させるんです。
この「ブログの役割の変化」は↓こちらのnoteで詳しく書いてるので、また読んでみてください。
極端な話、この仕組みを取り入れれば、SEOをあまり頑張らなくてもよくなります。
キーワードを狙ったり、ライバルチェックしたり、SEOを意識した記事を書く必要がなくなるんです。
集客装置にはターゲットが勝手に集まってきてくれますから。
今のアフィリエイトで力を入れるのは、SNSやYouTubeなどの集客装置の方になります。
これらの装置の集客機能は非常に優れていて、レコメンド機能などでSEOでは得られない読者層を連れてきてくれます。
なので独自ドメインで不毛な戦いを続けるよりも、こちらを頑張った方が効率的だったりします。
これからアフィリエイトを始める人なら、ブログ単体で頑張るよりも早く収益化できると思いますよ。
独自ドメインにしかできない役割もある
とはいえ「独自ドメインはもういらない」と言ってるのではありません。
アフィリエイトで成約させるには、やっぱり独自ドメインのサイトが必要ですから。
SNSや無料ブログなどの集客媒体は、どうしてもプラットフォームの規約に縛られます。
たとえばツイッターにアフィリリンクを直接貼ることはできませんし、アメブロもアフィリエイトが可になったり不可になったり、コロコロ規約が変わります。
なので自由に扱える独自ドメインは、絶対持っておく必要があるんですね。
独自ドメインのブログ・サイトは、いわば自分の基地のようなものです。
それに集客装置から誘導されてきた客が、ブログ・サイト内で良い行動をとったら、独自ドメインの評価が蓄積されていきます。
そうすれば、いずれは独自ドメインでSEOでの上位表示も可能になるわけです。
それを見越して独自ドメインを育てていくのは大事ですね。
いずれにせよ、「独自ドメインで良質な記事を作り続けていく」というのは、古いアフィリエイト手法になってしまいました。
これからは集客媒体と成約媒体を分けて、強いドメインのプラットフォームをうまく活用することが求められます。
力の配分を変えて、新しい手法に慣れていくようにしましょう。
おすすめnote
最後に、僕が書いたnoteの中からおすすめの記事を紹介しておきます。
より実践的で具体的なアフィリエイトノウハウを公開しているので、よければこちらも参考にしてください。
メルマガでもこういったアフィリエイトのノウハウを配信しています。
僕が作った実際のサイトも公開してるので、よければ登録してください。
サンデーメルマガ:実例で見せる!売れるアフィリエイトサイトの作り方
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