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#299 ゆるいダイエット日記

友だちと一緒に食事をした時のこと。
食後に「タバコを一服してくる」と言ってその友だちが席を立ったのですが、その時にフトというかツイというか「タバコ、身体に悪いよ。」と言ってしまたんですね。
そしたら、
「はー、ヤダヤダこれだからタバコ吸わない人は」と心底イヤそうな表情で言われてしまいました。(でも、タバコ吸いに行ったけど)

子どもの頃から周りにはタバコ吸っている人がいるのが当たり前の環境で育ちました。
父も家の中で吸っていたし。タバコが無くなると近所のタバコの自販機に私が良くお使いに行かされて、未成年だけど買ってました。
中学生のときは職員室に行くと、タバコの煙が充満していて職員室の壁がタバコのヤニで汚れていたし、先生もかなりタバコ臭かったです。
昭和の頃の話です。今はあり得ないですね。

タバコの煙の中で育った私ですが、タバコもタバコを吸う人も嫌いでもなく、自分にとってタバコは吸いたいと思ったことが無く、タバコが必要無かっただけです。

「タバコ良くないよ」と言った時の自分の心には「自分は吸ってない」って言う優越感や「タバコは悪い」という正義感があって、その気持ちが相手に伝わってイヤな気分にさせてしまった原因だと思います。

タバコも吸いすぎは病気のリスクが高いけど、アルコールやカフェインも同じで、摂りすぎは良くないです。
でも、人によってはタバコもコーヒーみたいな嗜好品でもあると思います。
ちょっとコーヒーで一休みするように、タバコを吸いながらリラックスしたいこともあると思うんですね。


あと、メタボの人や健康診断で引っかかった人に対して「炭水化物や脂っこいもの、食べ過ぎなんじゃないの?」とか「お酒や甘いものやお菓子、控えた方がいいよ」などと言うのも似てるな、と思いました。
ダイエットしてる人はダイエットしてない人に厳しいこと言ってることがあると思うのです。
人が食べてる姿を見て「カロリー多すぎ」とか心の中で思っていても、人と比べて自分よりも細いか太いかを外見で見比べていても、その心って、いつのまにか自分の言葉や態度に、優越感やおせっかいが出ると思うのです。

自分はタバコ吸わない。自分は食事に気をつけてる。自分は体型に気を遣っている。
それは私にとってのだけのこと。人の楽しみにしていることに対して
自分のローカルルールを他の人に適用しない自覚を忘れないようにしよう。

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