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ネコと人の間に
今、ウチには19歳のネコが一匹います。名前をコブといいます。
ネロが今年の3月に亡くなった後、コブも寂しいんだろうな。一気に老けてしまいました。
ネコの年齢を人間の年齢にカウントすると、生まれて1歳半で人間の20歳(諸説あります)になって、そのあとは1年毎に4歳ずつ加えます。
コブも生まれて今年の4月で19年だから人間の年齢に換算すると92歳になりました。
1年で4歳も歳をとるんだから、ネコ自身も大変です。
ネコもお年を召すと、歩き方もノタンノタンと1歩ずつゆっくり歩きになって、寒がりになります。今もコタツにヒーターを入れてあげると入って行って寝てます。
ごはんも食べる量が少なくなりました。
毎日、健康状態を確かめつつ、コブもおじいちゃんになったものだなぁと思います。
スリスリと体をすり寄せてきたり、「ああしてちょうだい」「こうして欲しいの」と鳴いて甘える行動を通して、ネコたちは「好きだよ」という気持ちを伝えてきます。
ネコに水やごはんをあげたり、トイレのお掃除をしたり、お世話している私が、ネコたちに愛情を注いでいるって思ってたけど、実は私の方もネコたちからの無償の愛を与えられて受け取っていたんだなと、ネロがいなくなった後に気がつきました。
人もネコもお互いに愛というエネルギーを循環し合って生きてたんだと思います。
コブも老いてきて、静かに少しずつ体の機能が閉じていくような感じです。
あとどのくらいコブも元気でいてくれるか分かりませんが、一緒にいられる時間を丁寧に大切に、大事に過ごそうと思います。