コーヒー雑談 ③
体調を整えているうちはカフェインを控えてましたが、久しぶりに「コーヒーが飲みたいなあ」と感じるようになりました。体からのコーヒー大丈夫のサインをキャッチしました。
そうなると、コーヒーが恋しくなってコーヒー豆を買いに出かけました。
コーヒー豆はいつも行きつけの、コーヒー豆のお店です。
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「こんにちは」
「あ、いらっしゃーい」
と、普段どおりの挨拶を交わし、今日はどの豆を買おうかなと迷います。
お店には期間限定の豆が置いてあるので、この豆はどういう特徴があるのか、オーナーに聞くのも楽しみの一つです。
今回は体調が回復してる途中なので、カフェインレスの豆の方が良いのかなと思って、オーナーに聞いてみました。
「うーん。調べるとカフェインの健康効果ってあるともいうし、神経を刺激しちゃうから飲まない方がいいとも諸説あるんですよ。だから、その時々のご自分の体の様子と相談して、としか言えませんね。カフェインにはリラックス効果や肉体を疲労回復させる効果もあるそうなんですよ。」と返事をもらいました。
広く浅く調べていて、返事を返してくれるところが良いなあ、と思います。
で結局、カフェインレスじゃない深煎りの豆を買うことにしました。
豆を測ってもらいながら、店長とコーヒ豆や淹れ方についておしゃべりが続きます。
オーナーがお客さんから聞いた話や、コーヒーをこんな食べ物と組み合わせたら美味しかった意外な組み合わせ話しを交えながら、「こうやって飲む楽しみ方もあるよ。」とか、「体調によって薄く淹れて飲む工夫もできるよ。」というコーヒー雑談で盛り上がります。
コーヒーは人ぞれぞれの好みの飲み方があって、つまり嗜好品であって「コーヒーとはこう飲むもの」という正解はないから、押し付けはできないよね。と意見がまとまりました。
ここの店長は、コーヒーが本当に大好きで、コーヒーについて自分でも調べたり、他のお客さんとの会話の中でも、いつもコーヒーに関わることに関心があってコーヒーについての知識の引き出しを増やしているんだろうな、っていうことが伝わってきます。
話は、展開していってコーヒー豆の2050年問題についてにまで広がりました。
このオーナーご自身、実はコーヒー豆の焙煎店をしながら、リンゴの栽培農家さんでもあります。
『リンゴの木が相手だと1日誰とも話さない日ができちゃって、「こりゃイカン」って思って、人とお喋りがしなくなってコーヒー豆のお店始めたの』って言っています。
ユニークな動機にオーナーの人柄が出てとっても素敵だと思います。
できる限りお客さんと会話して、コーヒー豆に真摯に向き合う、このオーナーの仕事のスタイルが良いなあと思います。
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コーヒーを淹れながら、この一杯のコーヒーが海外から私のところに来るまでにどれだけの過程を通ってきたんだろうなって思う。
コーヒーが飲めるようになってありがたい。美味しく丁寧にいただこう。