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愛は知らないほうがいい
問題
天気の子や君の名はの主題歌でもお馴染みの、2001年から活動を開始している4人組ロックバンドは?
もちろんRADWINPSである。(作文が適当なのにはツッコまないでほしい)。
"愛にできることはまだあるかい"という衝撃的な歌い出しから始まる。皆さん知っていますよね。
ここで一つの問です
果たして"愛"ってなんでしょう?
考えたことあります?
愛というのはしばしば美談で用いられ、よく主人公の原動力を支えたりします。愛で何でも解決できると言わんばかりに。
勘がいいあなたなら愛って実はやばいものなんじゃないかってことに気づきました?
愛ってやばいんですよ。
何故なら愛にできないことはないからです。
いや、そんなわけないだろって暴れだしたくなることかもしれませんが、愛というのは簡単に語れるものではないんですね。濃縮された危ない何かなんです。
だって、愛があったら命さえ差し出すんですよ?
愛する人が危険に晒されたらあなたは命を捨ててまで守るでしょう。
これって冷静にやばいですよね。それほど愛は結合力があるってわけです。
そんな語り尽くされた愛にできることはまだあるのかいってことです。だって青天井なんですから。
日本語において表現が足りない現象というのが存在します。言葉に言い表せれないほど、というわけです。愛というのはその言い表せれない領域まで含まれています。だからこそやばいということです。
美味しいものを食べたときに、明日死んでもいいくらいだよ!と言ったりします。
でも、明日愛を捨ててもいいくらいだよ!って言う人はいません。死と愛は同じパワーが本来あるはずにも関わらずです。なぜでしょう。(死は命を捨てるとも捉えられるから、愛は命と同じってことじゃんって思った人は一旦置いといて)
それは愛は当たり前に存在しているからです。
死はあくまで想像できないなにかなわけです。
つまり人間にとって愛というものはある程度わかっているというわけですね。
あれ、でも愛ってなんですか?に戻ってきちゃいました。愛があったら何でもできるやばいもだと言いました。
では、
愛を知る前って思い出せます?
じゃあ愛がある今気分はどうですか?
前と今でなにか変わったことでもありましたか?
愛は知らないほうがいいと題名に書きましたが、愛を知ったことで何が起きたかわかりますか?
それは、愛を失うことの辛さです。
命を得ると死が怖くなるように、愛を知ると失うのが怖くなる。という話です。
だからこそ愛は知らないほうがいいわけです。
ただもう知ったが最後、もう忘れることはできないことでしょう。