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海外渡航用新型コロナワクチン接種証明書はイタリアで本当に利用できるのか?

はじめに

7月-8月と所用のためにイタリアに行ってきました。
現在の状況下において、特に日本人の海外旅行先としてもよく候補に挙がるイタリアでの体験談として共有できればと思います。
※個人的見解である点、状況は刻一刻と変わっている点をご容赦いただければと思います。

本記事では「海外渡航用新型コロナワクチン接種証明書」について、下記を綴られればと考えています。

①どうやって発行するのか?
②イタリアで利用できるのか?

海外渡航用新型コロナワクチン接種証明書とは?

によると、接種証明証は新型コロナワクチンの接種を2回実施した方に対して、接種の事実を公的に証明するエビデンスとなります。当面は紙面での交付方針となるようです。

海外で、下記のようなやり取りがスムーズにいくようにということだと解釈しています。
「あなたはワクチン接種済みですよね?」
「もちろん接種済みです。このエビデンスが目に入らぬか?」
「ははあー。どうぞご自由になさってください。」

①どうやって発行するのか?

お住いの自治体で発行できました。
私の場合、東京都23区に在住しておりましたので、住んでいる区の保健所に出向き、下記を提出のうえ、発行していただきました。

・申請書(区のWebサイトよりDLして記載)
・パスポート
・新型コロナワクチン接種結果

ご参考までにこんな感じです。(もしかすると自治体は特定されるかもしれませんが・・・)

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②イタリアで本当に利用できるのか?

イタリアで本当に利用できるのか?ですが、イタリア国内での各種制限に対しては問題なく利用できましたというのが、結論となります。
(但し、イタリアへの入国には入国時間の48時間以内のPCR陰性証明書が、日本へのフライトの72時間以内のPCR陰性証明書@イタリアが必要になりました。)

利用するシーンは屋内施設やレストランに入る際に、提示が求められます。
但し、レストラン等はテラス席等では特段提示しなくとも利用できました。
一例ですが証明書を求められた施設を示します。

・バチカン美術館(バチカン)
・アカデミア美術館、サンマルコ寺院等(ヴェネツィア)
・ウフィティ美術館(フィレンツェ)
・野外オペラ(ヴェローナ)
・コロッセオ(ローマ)
・レストラン&カフェ(ローマ) ※マクドナルドも厳しめ

EUではデジタル管理されており、QRコードを見せてそれを読み取っていました。
しかし、日本の証明書は紙なので、日本人である旨、公的な証明書である旨、2回接種が終わっており、種類はモデルナ(ファイザー)である旨、をチェックする方に伝える必要がありました。
特にどの種類のワクチンか、2回接種したことが記載してあるか、を重点的に確認されました。

今後の見立て

EUに合わせて、デジタルでの証明書が発行されていくと思います。
そして、証明書があれば入国・出国時のPCR等が不要になり、金銭的・心理的コストが大幅に削減されているのではないかと考えています。

早く自由に海外を飛び回れるようになりたいですね!
渡航に関して、なにか質問等があればお答えいたしますので、お気軽にお問い合わせください。

以上

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