自分は自分、他人(ひと)は他人。その境界があいまいになる??~タイプ2を学んでみよう!
SunBirth2 FA(ファシリテーター)読書会
SunBirth2のエニアグラム自主開催プライマリーコースを修了し、そこから学びを深めて自身もファシリテーター(FA)になった方々がいます。
そういう方と一緒にエニアグラムについて語り合う場を設けていて、その一つが「FA読書会」です。
現在、リソ&ハドソン著・新版エニアグラム【基礎編】を読み進めています。
ということで、7月29日(土)にFA読書会を実施。
が、FAのみなさんは最近忙しくて、なかなか参加も難しい様子。
小又&渡辺で、「第7章 タイプ2・助ける人」のタイプチェックについて話を進めました。
小又がとある質問を見て一言。
「ないなー。『のら犬を見ると必ず家に連れて帰りたくなる。』こんなの無いでしょう??」
野良は野良らしく生きているのだから、現状を、環境を変えてはいけないというのが彼女の説。
……渡辺はこれは結構あるかな。目が合ったらいけないので、見なかったふりしたり。
「必要以上のことを人にしてあげることが多いのは確かだ。あまりにも多くを与えすぎ、自分のことを十分考えない。」
「私は健康やお金の問題に良く苦労する。なぜなら、自分自身よりもほかの人のニーズや関心を優先するからだ。」
あるなー。自分と他人の境界線があいまいになるやつだ。
結局、このテストで採点したら「タイプ2的要素を持っている可能性が高い」となってしまうのだけれど、実は違うタイプ。
やっぱりその下の動機を見にいかないと、表面的な行動を見るだけのテストではタイプは決められない。
「私は心温かく、人を支えることができるが、他の人が考える以上に気が強い。」
んー、これはいったいどういうことを指して言っているのか??
「気が強い」と「心温かく」がなかなか結び付かない。
タイプ2の人たちは他者に一生懸命で、自分を見るエニアグラムにはあまり学びに来ない……などと言う話がまことしやかにささやかれますが、確かに私たちの周りにはあまりいないタイプ。(助けなくても自分でできるからか???)
こうやって勉強会で周りのタイプ2の具体的事例を聞きながら、知見をためていくのも有効な方法だと思います。
引き続き、次回もタイプ2を学んでいきます。