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雑感どすえ

京都でぶらぶらしただけのお話。

昼、美容院に行った。
最近はほぼ毎回美容院を変えている。仕上がりがお店ごとに違うのを楽しんでいる節もあるし、2回目になると喋ることがなくなるのが不安でリセットしたくなってしまうのもある。
とはいえ初めて行く美容院も不安で、美容師さんが赤髪坊主だったり、前のお客さんがモヒカンで出てきたり、女体モチーフの謎の絵が掛かっていたりすると、僕の髪はどうなってしまうんだろうとドキドキする。

今日も切ってくれたのは男性だった。ここ5年くらいは男性の美容師さんにしか切ってもらっていない。いつもホットペッパービューティーで予約しているのだが、会員登録の時に「女の絡みいらん卍」とか書いてしまったのだろうか。

友達としてはいいけれど、美容師さんだったら嫌だなというタイプの男性がいる。「遊び」という言葉を「女遊び」という意味でのみ使う人である。

例文)結婚前にもっと遊んどけばよかったなと思うんですよね〜。

僕は「遊び」と言われると、おはじきとかベイブレードとかデュエルマスターズとかスマブラとかが最初に思い浮かんで、「あ、大人だから友達と旅行とかかな?」というふうに軌道修正していくので、アジャストするのに時間がかかる。しかも、「遊び」を「女遊び」の意で使う人って、「男が思う女受けする髪型」を目指そうとしてる気がする。(これはとっても偏見。)友達だったらそのズレを楽しんだりできるけれど、美容師さんの場合、そのズレが髪型に表れるので非常に危険である。

今日の美容院は非常に居心地がよかった。ずっとハンバートハンバートが流れてて、ゆるふわな雰囲気で、髪型もオーダーどおりだった。こだわりないと思ってたけど意外とわがままだな、自分。

お昼ごはんはマクドに行って、そのまま資格試験の勉強をしていた。しばらくして集中力が切れてくると、近くにいた親子だと思っていた男女がお互い敬語で話しているのが気になってきた。どういう関係だ?と思って耳を澄ます。男性は20代、女性は40代くらい。

女「いつもどんなことしてるんですか?」
男「デュエルマスターズってわかりますか?カードゲームなんですけど」

おお、謎が深まってきたぞ!マッチングアプリかママ活かなとおもっていたが、だとしたらデュエルマスターズの話するのは悪手すぎる!でもここはママ活の前提で話を聞かせてもらう。

女「数字が書いてあるトランプとかUNOみたいなカード?」
男「いや、そういうのじゃなくて、、、」

その話は諦めた方がいい!モンスターとか呪文とかの概念伝え切るの無理だぞ!

男「こういうのです(写真見せる)」
女「恐竜?」
男「まあ、ドラゴンですね」

デュエルマスターズとかドラゴンとか、ママ活だとしたら息子ムーブメントが強すぎないか?もうちょい彼氏要素も混ぜた方がいいんじゃないか!?

と頭の中でお節介していたが、なんやかんや意気投合していた。すごい。熱意は伝わるんだな。

帰り、夕方の鴨川を歩いた。犬が可愛い。鴨川を散歩している犬は、風を浴びて景色を楽しむ余裕があるのでなんだか穏やかだ。

僕は、わんわん、と思った。(オチが思いつかなかったので、良いこと言ってる感じだけ出してみた。)

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