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個人的なもの「性的同意年齢の引き上げに反対する大人」について

 前回はyoutuberの集団飲酒について雑談させていただきました。

 今回もまた、タイトルの内容をTwitterでお見かけしたので、それに対する自分の個人的な意見を書いていきたいと思います。


 まずは内容から説明させていただきますね。(ですます、だけだと堅苦しくなるので、しばしば語り口調ですがご了承くださいませ。)

 前回同様に、内容と共に文春へのURLが張り付けられていますが、怪しいと思ったらクリックせずで大丈夫です。

 内容はここに書いていきますので、押す必要はありません。わざわざ載せるのは、ただの建前というものです。(_ _)建前は大切ですから。

 ということで。

  では、タイトルと内容を。

『「真摯な恋愛も…」性的同意年齢の13歳からの引き上げに反対するオトナのおかしな論理』
法務省「性犯罪に関する刑事法検討会」の委員が明かす

 文春オンライン  https://bunshun.jp/articles/-/46358?utm_source=twitter.com&utm_medium=social&utm_campaign=socialLink

 簡単に説明をすると……。

 とある50歳近くの議員が「自分が14歳の子と性行為をした場合、同意があっても捕まることになるのはおかしい」という発言をしました。

 そこではもちろん猛反発され、謝罪に追い込まれました、と……。


 なら、遠慮なく「性的同意の年齢を引き上げましょう」ってなるんですけど……。

 検討委員会の方では、性的同意年齢の引き上げに慎重派も居るとのこと。

 その人たちの意見では「13歳や14歳でも、真の同意はあり得る」という意見を述べているらしいです。

 そんな若い年齢で性行為を思い付きますかね……。

 とまぁ、聞く人が聞くと「不愉快な話」なので、あまり聞きたくないかもしれません。

 自分としても「頭は大丈夫ですか」と聞きたくなります。


 前回のyoutuberの話では「擁護も批判もしない立場」でしたが、こちらの意見に関しては「批判側」に立って話していきたいと思います。

 個人的な価値観としても、個人的な道徳的にも、肯定に至る材料がありませんので……。


 ということで、雑談タイムに移ります。


「13歳や14歳でも、真の同意はあり得る」

 えーっと……、まず前提として、この人たちは、「性行為に及ぶための同意がその年齢で可能だ」と言っているわけです。

 ですが、子どもたちが性行為をちゃんと知ることなんて保健体育の授業くらいかと思います。

 つまり、「性行為を教えた大人もしくは知人が居る」という条件が必要なはずなんですよね。

「恋人同士が愛し合うには、こういうことをするんだ」という条件が。


 それはつまり、大人側が「その子どもとしたいが為の性行為に関する情報を伝えた」だけである可能性があります。

 子ども側は「ただ、この人と居ると楽しいだけ」かもしれません。

 子どもの頭で「この人が好きだから性行為をしたい」とはならないと思うんですよね。(大人は知りませんけど。)

 中には、アダルトチルドレンと言われる「大人びた子ども」も居ますが、彼らは自分たちで情報を集めて知識を得ます。それは大人から押し付けられたものではなく、興味から湧いたものです。

 そんなアダルトチルドレンが目の前に居る友達の中以外で、年を取った大人と性行為をしたいと思うでしょうか。

 何百万と居る子どもと大人の中から「性行為をお互いに承認します」という組み合わせが、果たして本当にあるだろうか……。

 そもそも、「お互いに同意した」というのは、大人の解釈がそうさせるだけではないのか。


 子どもからすれば「抱く」という言葉はただの親の愛情表現。

 大人からすれば「抱く」という言葉は性行為にもつながる意味を持つ。

 子どもが「抱いてー」と言えば、解釈によっては「性行為して」と言っているようにも聞こえますよね。

 ということで、言葉の解釈によって変わるこの世界で、真の同意なんてものが本当に存在するのか……。

 と、ここまでは検討会の意見に対しての個人的な意見でした。


 さらに、「真摯な対応」についても語らせてもらいましょう。

 お話が長くなりますので飲み物を片手に、暇つぶし程度に読んでいただけると幸いです。




 では、よろしいですかね。

 もし仮に、50歳の大人と14歳の子どもがお互いに「好きであり、性行為に及びたい」としましょう。(あまり想像もしたくはありませんが……。)

 さて、真摯な対応をしようと大人が動く場合、どうすることが真摯なのでしょうか。

 …………。

 ということで、嫌々ではありますが自分という人間が「真摯な大人」を演じてみようかと思います。


 まず前提として、「子どもと自分には、お互いに性行為をするに至る真の同意があります」と。


 ひと時の快楽が目の前にはある。

 それは心から愛している者との行為である。

 ただ同時に、そこにはいくつかの問題が生じている。


 「年齢の差」というもの

 →愛した結果、自分が早く死んだ場合はどうするのか。他にも、その子どもの将来に待っている自分以外の理想の人物が現れる可能性の考慮をしなければならない。

 つまり。

「今、子どもの未来を変えてしまうかもしれない行為をするに至る理由付け、根拠、保険はどこにある?」


 また、

 自分は「生涯を通じて愛し通すという意思の明確化」を主張するべきとも思います。

 →親からすれば、「ただのロリコン変態が自分の子どもをたぶらかしている」と思うでしょう。

 自分が親の立場ならそう思ってしまう。相手の親からすれば、拒絶の対象になるはずだと。

 その結果、なにがあるか。

 子どもは親に強制的に隔離されるかもしれない。そうなれば子どもが親に恨みを持つ可能性もある。健全な状態で育たなくなる可能性を生み出してしまう。

 だがそれでも、本当に好きであり、生涯を通して守り抜くという強い意志があるならば……。


 まずは両親へ話を通すのが真摯な対応であろう。


 はぁ……。元の自分に戻ります。(;_ _)


 自分が結論として、なにが言いたいのかと言うと……。

 小さい子どもを好きになったとしても、その子どもの将来を考えたら「大人が手を出す」のはあり得ませんよね、と。

 お互いの同意があろうとなかろうと、大人は子どもをあるべき方向へと導かなければならない。

 別に導かなくてもいいですが、道を外れそうな子どもを誘導して元の道に戻すべきだとは思います。

 欲情した類人猿になにを言ったところで聞きはしないでしょうが、理性がある内は、ちゃんと子どものことを考えてあげましょうということです。

 好きな人、愛する人の将来を大切にしたいのなら、相手のことを想って、将来を見据えるべきですよね。


 自分は人を愛するという気持ちは箱の中に閉まってしまったのでよくわかりませんが……。

 愛とはそういうものだと思っています。



 と、ちょっと長くなりましたが、こんな感じで雑談を終えておきます。


 長かったですが、ここまで読んでくれた方、ありがとうございます。( _ _)

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忍原富臣
人を変えることはできないけれど、誰かの心に刺さるように、私はこれからも続けていきます。いつかこの道で前に進めるように。(_ _)