マッチングアプリのcm原稿
今は揺れるバスの中。西日が指す18時半前。
ふと目をやった先に、高いビルが見えた。
そのビルの窓に夕陽の反射で前にある高層のビルが写しだされていた。写るビルは夕陽のオレンジ色と同化されそうに写っていたが、ビルは負けじと自分という存在を窓に映し出し型どっていた。
また別に目を向けた。
都会ならではの植物の不自然の多さが見えた。
だが、私は都会と不自然な多さの自然との組み合わせが大好きだ。
人間が生きる力ために持ち合わせた気持ちが本来の優しさと愛を見せているからだ。
都会はものが多すぎる。
首を上げないと見られないビルの連なり、ビルの隣はすぐまたビル。
木々の行列、忙しく急ぐ車の数々。
慌てて帰宅する人々。
車道で勢いよく自転車が走る。
今から起きようとする居酒屋や飲食店。
どこにいても忙しなく、何かを求めて歩く人々。
ここに、落ち着ける瞬間はあるのか。
目に映るものが多すぎて、何を選択していいかわからない。
そんな物多い都会を鬱陶しく見てた時に、
[人の数だけ色がある]
と母が言ってたことを思い出した。
最近一人暮らしを始めたの私。
もしかしたら、この大勢の中に、私と同じ気持ちのひとが人がいる、、のかも、、
なんて淡い期待を覚えた。
誰かと寄り添いたい。
奥深くで感じていたであろう気持ちが素直にでてきた。
この気持ちに気付づいてしまった。。
誰かと話したいな。。
どうやらわたしは人肌恋しかったようだ。
アップルストアを開き
出会い系アプリと検索してみた。
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