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10月はひとつ置きと大蓋の点前

気がつけば来月は11月で風炉から炉へお点前が代わるタイミング。
その直前の10月は11月の華やかな炉開きに向けてコントラストを出すために、あえて詫びたお道具を使うのだそうです。

また風炉から炉への移行期でもあるので、ひとつ置き(他の流はでは中置きというそうです)という点前をさせていただきました。

また"ひとつ置き"と一緒にやると覚えやすいという"大蓋"という点前も今回ご伝授いただきました。

ひとつ置きは、風炉の右ではなく、左側に水指、茶碗、棗をおいて点前します。狭い空間なので水指は"細水指"と呼ばれるスリムなものを使います

一つ置き

柿を見立てた主菓子。銘は法隆寺とさせていただきました。


かぎ甚の主菓子

お干菓子の緑寿庵清水さんの"焼栗"は香りも味わいも素晴らしいものでした。金平糖専門店さんです。


お干菓子
かぎ甚さんのきんとん

【お軸】
秋菊有佳色(しゅうきくかしょくあり) 今日庵

【花】
秋明菊
ふじばかま

次回11月のお稽古はいよいよ"炉開"
風炉と点前が変わるので、注意しつつ、楽しんでお稽古してきます☺️

今日も最後までお読みいただき誠にありがとうございました。

武家茶道の三斎流は男性が点前されると更にカッコいいのですが、男性の生徒さんが京都教室ではまだまだ少ないのを残念に思っています。

もしご興味ありましたら、お稽古の見学もできますのでお知らせくださいませ☺️

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とこみゆき
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