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〜詩の時間〜


「朝」

一駅の間
まるで
タイムスリップ
したように
あの日の
あなたのことを
思い出していた

まるで
すぐそこに
いるかのように

電車を降りても
想いがあふれて
現実がゆれるほど

桜が咲くから
あなたを思い出すの
いつもこの季節には

あの日
見上げた桜の色が
今も脳裏をかすめて

忘れたはずの
あなたの声を
はっきりと
思い出す

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