沈丁花の香りが 風にのってやってきて 春が来たのを知らされる この道を通るたびに あなたとの 長い長い日々を 思い出して 太陽はあなただったと 今は強く思う 偶然が何度も重なるような あの日々が ずっと 太陽はあなただと 今も強く思う
6月の暑かった日 暑いねって 話した時 腕まくりした 彼の腕と 回る黒の扇風機が あの日の 優しい彼を 思い出させて 7月の太陽は 思い出を 溶かしていく 同じ空の下にいても すれ違うことも出来ないまま 彼は私を忘れてゆく
「朝」 一駅の間 まるで タイムスリップ したように あの日の あなたのことを 思い出していた まるで すぐそこに いるかのように 電車を降りても 想いがあふれて 現実がゆれるほど 桜が咲くから あなたを思い出すの いつもこの季節には あの日 見上げた桜の色が 今も脳裏をかすめて 忘れたはずの あなたの声を はっきりと 思い出す
「恋花」 昔の曲を聞くと 胸がえぐられるように痛い あなたの リアルな言葉が 想いが そうさせるの? あなたの リアルに逢いたい みんなのための ここちよいメロディより あなたが吐き出す そのストレートで 濃厚で、泣きたくなるような あなたの声に、瞳に 息が出来ないほど 溺れたい
夢の中では 触れるほど近く あなたを感じるのに 現実は 触れられないほど遠く あなたを想うのに 流される毎日の中で 記憶は遠ざかるのに 夢をみるのは まだあなたを想うからでしょうか それでも目覚めは リアルで あなたを 近くに感じて また遠い現実に あなたの面影探す
桜の木の下に 揺れる花柄のスカート 見上げる空は ピンクの雨 あの日の2人 歌を歌って 歩いた坂道 何度も通った思い出の道 あなたも見上げるなら あの日のことを 私のことを 一瞬でいい 思い出して そしたらきっと 私の想いと共に 桜とともに すべては 空にとけるから
まるで 夢から覚めた Monday まだ明るい空には 白い月 昨日のあなたは また 何も知らずに 今日を生きている
ここ最近は、めっきり詩も書かなくなっているが、中学生の時は恋の詩を毎日のように、書き綴っていた。 あれは中学2年生だったと思う。 当時、私には大好きな人がいて、頭の中はいつもその人でいっぱいだった。 例外なく授業中もそうであり、あり余る気持ちを詩を書くことに注いでいた。 その時、前の席だった男の子が、たまたま書いてるところを見かけたのか、私が詩を書いてることを知り、それを読みたいと言ってきた。 興味本意なのか、人の秘密を覗き見る気分だったのか理由は今もわからない。 授業
詩を書いている友人から、このnoteを紹介され、また詩を書くことに向き合ってみようと思いました。 でも、基本的に恋をしないと生まれない詩なので、しばらくは私が昔、書いていたものをあげていきたいと思います。 よろしくお願いします。