#まいつき短歌祭 開催のお知らせ 【終了】
■ はじめに
短歌に出会ってからというもの、短歌を読み、詠み、みんなで短歌の話をするのが楽しくて仕方ありません。
そんなこんなで、あたらしい年になったときから、インターネットに新しいお祭りを建てたいなと思っていました。ようやく色んな人の助けを借りて、発表することができます!
と、いうことで!
「#まいつき短歌祭」を、3月1日から全6回、毎月開催いたします!
■ 概要
#まいつき短歌祭 は副賞つきのコンテストがあるイベントです。
ゲスト選者をお招きして、バラエティに富んだ選歌を行います。受賞作を選ぶ行程はすべて匿名で行われ、応募された短歌以外の基準を用いることはありません。はじめて短歌を作る方でも、歌集出版をなされているベテランの方も、全員がフラットな立場で楽しんでいただけます。
歌集出版を経たり、歌歴を重ねたりすることで、しばらく投稿から離れていらっしゃった方もぜひ参加してくださると嬉しいです。また、初めて詠んだ歌が選者の心を掴むことも十分にありえます。
色んなしがらみやハードルを限りなく無くした、公正公平な場を作っていきます。どうぞよろしくおねがいいたします。
■ スケジュール
■ 応募方法
Google formに記入して応募(各回の詳細記事でリンクを公開します)
■ 受賞歌の選出方法
ゲスト選者様と武田ひかが自由詠とテーマ詠のそれぞれから、特選を1首・入選を1〜2首・佳作を5首程度選出いたします。各選者の独自の選歌基準で、受賞歌は決定されます。
■ 副賞について(自由詠・題詠それぞれ)
・特選(1首)
該当回の選者のサイン入り歌集など・800字程度の選評・限定ステッカー・表彰記事への掲載・合同歌集への7首連作と受賞作掲載など
・入選(1~2首)
400字程度の選評・限定ステッカー・表彰記事への掲載・合同歌集への受賞作の掲載
・佳作(5首程度)
表彰記事への掲載
なお、開催月の初日に、各回の詳細と短歌の応募フォームを別の記事にまとめて公開いたします。
■ 各回の題・ゲスト選者について
まいつき短歌祭では、多様で新しい選歌を行うために毎回にゲスト選者をお招きし、選歌や評、座談会や副賞などの企画を行なっていきます。ゲスト選者の紹介は以下にございます。
第一回ゲスト:大森静佳
テーマ:「祭」
▼ 第一回詳細記事/応募フォーム
第二回ゲスト:toron*
テーマ:「インターネット」
▼第二回詳細記事/応募フォーム
第三回ゲスト:サトウカエデ
テーマ「夜更かし」
▼第三回詳細記事/応募フォーム
第四回ゲスト:江戸雪
テーマ「夏」
▼第四回詳細記事/応募フォーム
第五回ゲスト:三宅香帆
テーマ「小説」
第六回ゲスト:千種創一
テーマ「炎」
応募/詳細は8月1日に公開いたします。
■ 受賞発表について
受賞発表はnote記事にて発表させていただきます。副賞の商品発送と、受賞記事への掲載をもって連絡に代えさせていただきます。受賞者への個別の連絡がないことをご了承くださいませ。
自由詠・テーマ詠ともに特選1首・入選1〜2首・佳作5作を発表させていただきます。それぞれの受賞作には、各選者の選評コメントを掲載させていただきます。かなりボリュームのあるコメントになる予定ですので、短歌の読み物としてもお楽しみください。
みなさまに短歌をより楽しんでいただくための副賞も用意してあります。サイン入り歌集など、より短歌を好きになってくださるようなもの、ワクワクできるものを用意いたしました。
受賞発表記事は500円となり、note記事を購入することでお読みいただけます。(短歌の応募は無料です)
いただいたお金は、副賞を充実させるための資金・ゲスト選者様へのお礼・全日程終了後の合同歌集の初期費用のために使わせていただく予定です。このお金は副賞などに回っていって、みなさまが記事を読んでくださればくださるほど、お祭りがどんどん賑やかになっていきます。
この企画には、有難いことに参加者の方々を含めた、沢山の方々が関わってくださっています。短歌という芸術でお金を回転させつつ、ゲスト選者様・参加者様が持続可能な形で楽しめる場にしていく予定です。少しばかり皆様からお金をいただきますが、どうぞよろしくお願いいたします。
また随時、副賞の謹呈やnoteのサポートなど喜んで受け付けております!お気軽に武田まで連絡くださいませ。
■ 応募短歌公開企画
まいつき短歌祭では、選歌期間の開始と同時に全応募歌の公開もいたします(匿名)。お祭りに参加してくださる皆様も、応募された短歌を一緒にお楽しみください。公開扱いになりますので、他賞に応募するときなどはお気をつけください。
SNSへの投稿も楽しみです。好きな一首に感想を書いたりするのも楽しいですね。既存の賞や雑誌ではできないことを、ぜんぶやっていきたいです。応募される方は、応募作がSNSで引用される可能性があることをご了承ください。
■ 合同歌集「祭りの跡に」
まいつき短歌祭の全日程終了後に、合同歌集「祭りの跡に」を刊行します。刊行された歌集は適切な手段で販売や配布を行います。デザインはカバーなし・表紙に箔押しを予定しております。
内容としては、特選受賞者・各回の選者の7首連作と特選受賞歌24首を収録した歌集になる予定です。特選受賞者の皆様にはまいつき短歌祭終了後の十月頃に、応募の際に入力していただいた連絡先に詳細をお伝えいたします。
祭りの熱をかたちとして残すための試みです。選者と受賞者が同時に作品を作っていくのはなかなかないもの。ぜひ、本に綴じられたお祭りの熱をお楽しみください。
■ パートナー企業
#まいつき短歌祭 はパートナー企業様の協力をいただいています。
Ciroci inc.
連絡先:
Twitter
メール:k.yamada@ciroci.com
あとがき
ひょんなことから短歌という文化にふれるようになりました。
たまたま書店でみつけた『短歌タイムカプセル』という一冊の本。きらびやかな写真も絵画も載っていない、ためになるようなハウツーも書いてありません。
代わりにあったのは、思わず息を呑むほど素晴らしい三十一音のみじかい詩。こんなに面白い芸術があったのか!と本気で思いました。
短歌に出会ってからというもの、研ぎ澄まされたうつくしい歌の数々に心を撃ち抜かれ続けています。
さくらの花を見て炎の歌を思い出したり、Twitterでふと流れてきた1行にどうしようもなく心をふるわされたりするときがあります。そんな瞬間に出会うたびに、短歌には絵画や音楽にも負けない、ときには超えてしまうほどの圧倒的な強さがあると感じるのです。
短歌は、もっともっと面白い。
ずっとそう信じています。
そしてお祭りに参加してくださる皆さんの体温は、短歌をもっと面白く、遠くまで連れて行ってくれるはず。今この瞬間にも電子の海に生まれ続ける素晴らしい短歌。このお祭りにオフラインの既存メディアを超えるくらいの熱を。
あなたの中にねむっている記憶の中の風景、言葉にならなかった悲しみや喜び、空想への眼差し、だいすきで、どうしようもなく大嫌いなことを三十一音に乗せて聴かせてほしいです。短歌が好きな一読者として、みなさまの投稿を心から楽しみにしています。
一緒にお祭りを作っていきましょう、、!
祭りのほとぼりが冷めたあとに、ひとりでも多くの人が短歌をもっと好きになってくれたら幸いです。皆様のご参加をおまちしております!
お問い合わせ先:
主催、武田ひかのTwitterDMまで
読んでくださってありがとうございます! 短歌読んでみてください