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sunakazu
2018年10月25日 02:12
富山県高岡市にある港町、伏木(ふしき)。ここは、今から約1300年前の8世紀、越中国府(現在の県庁)が置かれ、大伴家持が国司として赴任し、万葉集にある歌を詠んだ地である。<大伴家持の官舎があったとされる旧伏木測候所地内>そして時代は下り、明治16年(1883年)。この地に日本で初めての私立測候所ができた。私費を投じたのは、地元で廻船問屋を営んでいた藤井能三。彼がこの測候所を作った背景に