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100分de名著 戦争論
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NHKテキスト
買いました 読みました
結構辛い時間だった・・・
ホント、今日本が向かっている先が書いてあるかのような錯覚が・・・。
一般的な政治的考察や歴史的考察ではなく、人間とその社会の本質に、どうしようもない「戦争への傾き」があると考え
ここの一節でドーンという衝撃が。。。
その後も戦争の時代による変遷なのですが
社会的平等・民主化が進んだことにより戦争は無制限な破壊と凄惨な
殺戮が起こっていく
フランスの社会学者のエミール・デュルケームは人間の活動を「聖」の領域と「俗」の領域に二分し、前者を「禁止」によって「後者」から隔離された領域だとしました
ユンガーは戦争はここの人間を有無を言わさず飲み込む巨大ななにかだとしたのですが、人々はそれを「災厄」とみなすか。人間の新たな展開として引き受けるかという、分かれ道立たされます。一方は戦争を罪悪視する構えになりますが、もう一方は「神話化」するという姿勢になる
このテキストは2019年発刊されたものですが、
今の日本を予言しているかのような記述の連続に
正直辛かった・・・
でも、日本人としては知っておくことがたくさん載ってる一冊
名著かもしれないけど疲れる一冊・・・。