「私に反抗期がなかった訳」350字
小学生になり段々と思春期に入ると親と話すのが恥ずかしくなったり、格好が悪く思えたりしてくる。
だから参観日の日には「ババア」と母親を呼んだり、親に話しかけられても素っ気なく対応する輩がいる。
私も思い返せばはじめそんな子供だったのだろう。
でも私は小学生のある時、革命的な気づきをしてしまった。これだ。
「お母さんとお父さんと仲良くしてる私の方が周りから見て好感度高いんじゃない?!」
親に反抗した態度を取ることは損でしかないと気づいたのだ。
今思うと、小学生の頃から物事を俯瞰する力があったのだなと感心してしまう。
ものすごく大袈裟に見えるかもしれないが、私はこの考えがあったお陰で思春期独特の反抗期が無く、両親と仲の良い関係であり続けることが出来たのだと思う。
生意気な小学生達よ、いつこの考えに辿り着けるかな。