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【MTGスタン】白緑エンチャントを嫌いすぎた漢の白単。
「神河:輝ける世界」参入後、頭角を現した白緑エンチャント。そのデッキはパワータフネスを急激に成長させ、中盤以降の圧倒的な物量と、《持続のルーン》によるダメージレースの破壊により、数多くのアグロをなぎ倒してきた。アグロ大好きスナガガは、白緑エンチャントにボコボコされていくうちに、いつしかセレズニアカラーを意識せずには要られなくなっていた。
そんなセレズニアエンチャントに恋焦がれたスナガガが生み出した白単「白単タッチ《消えゆく希望》」でダイヤモンド帯に到達できたので、ご紹介!
白単タッチ《消えゆく希望》
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《消えゆく希望》そのカード自体は何の変哲もない「クリーチャーを手札に戻すカード」です。しかしエンチャントオーラを多用するデッキには効果抜群なこの一枚。手塩に育てたクリーチャーを手札に戻し、オーラカードは一掃してくれる。また今の環境的にも、アグロ相手にテンポを逆転させたり、白黒ビートダウンの《命取りの論争》のための生贄用クリーチャーを事前にバウンスすることで大きくテンポをリードすることができたりと、腐ることの少ない良カード。私的には現環境最強カードなんじゃねーかと思っていたりいなかったりする推しカードの一枚です!
そんな《消えゆく希望》を投入するためだけに青をタッチした白単がこちらだ…!
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基本的な戦い方も、採用カードの大半も通常の白単と変わりませんが、特筆すべきは《戦闘の神、ハルヴァール》と《スカイクレイブの大槌》の装備品コンビではないでしょうか。如何せんエンチャントデッキには飛行クリーチャーが少ないため《スカイクレイブの大槌》を投入することで、かなり攻撃を通しやすくなります。さらには絆魂によるダメージレースの崩壊を、ハルヴァールの二段攻撃付与により無理やり食らいついていこうという寸法です!
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とはいえセレズニアエンチャントだけを意識しているわけにはいきません。従来勝てる相手であったコントロールデッキに対して弱くなってしまった分、コントロールキラーである《束の間の霊魂》を投入!除去をよけたり、ブロッカーとして立てるために明滅させたりといぶし銀な働きをする一枚。対戦相手の除去を避けているだけで勝てることもしばしば…!
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しかしここまで意識してもエンチャントデッキには若干不利な印象…。ですが、コントロールデッキにしっかり勝利し、アグロやセレズニアエンチャントに勝率5割を維持していければきっとミシックも夢じゃないはず!?ダイヤモンド帯も頑張っていこうと思うスナガガでした!
デッキリスト
デッキ
4 消えゆく希望 (MID) 51
3 島 (DAR) 257
4 堕ちたる者の案内者 (KHM) 35
11 平地 (JMP) 45
4 有望な信徒 (VOW) 20
4 光輝王の野心家 (ZNR) 24
4 束の間の霊魂 (VOW) 14
4 スカイクレイブの大鎚 (ZNR) 27
4 輝かしい聖戦士、エーデリン (MID) 1
3 傑士の神、レーデイン (KHM) 21
2 戦闘の神、ハルヴァール (KHM) 15
2 フロスト・ドラゴンの洞窟 (AFR) 253
1 皇国の地、永岩城 (NEO) 268
4 連門の小道 (KHM) 260
1 天上都市、大田原 (NEO) 271
2 スカイクレイブの亡霊 (ZNR) 39
3 スレイベンの守護者、サリア (DKA) 24