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雑記|ボクらを作った映画たち「ジュラシックパーク」を見たらT REXをまっすぐ見れなくなった
ネットフリックスのドキュメンタリー、ボクらを作った映画たちの「ジュラシックパーク」編を見た。
ジュラシックパークといえば、当時小学生だった自分がどハマりして、マイケルクライトンの原作も読んで、透明な下敷きにパンフレットの表紙を透かして、コンパスでT REXの絵をガリガリ刻んだのが思い出される。
なんで下敷きにコンパスでガリガリやったかというと、その下敷きの上に自由帳のページをのせて、えんぴつを寝かせてシャシャシャてやると、T REXが浮かび上がるんだ。カッコいい。下敷きの意味をなしてないあたり小学生らしい。
とかくジュラシックパークのCGは当時超イケてたわけで、メイキングから「へーここはアニマトロニクス(ロボット)で、ここはCGなんだ」と驚いたものである。
で、ネットフリックスのドキュメンタリーを見るとストップモーションの巨匠に反抗して「勝手に」CGでT REXを作っちゃったやさぐれたオッチャン(当時は兄ちゃん)がでてくるのだが、それがめっちゃ心に残った。
「穴蔵」と呼ぶスタジオにこもり、CGをつくり、その過程で色々あって、離婚して…そういったアンサングヒーローの命を削るような献身的な制作の結果があの恐竜を生み出したのだ。
そう思ったらなんだがマクドナルドのオマケでついてきたT REXを見ても、ああ、あの人が大変だったな…と素直に恐竜カッコいい!みたいに思えないシンドロームにかかってしまった。
でも最近忘れっぽからすぐ子供とガォーとか1週間後には恐竜のマネしてリビング歩いてるような気もするな…