DX人材育成講座卒業制作発表:チームK【発注の業務フロー改善"わらしべConnect"】
はじめに
DX人材育成講座では、現状の業務が抱える課題を分析し、それを解決するための卒業制作を行い、複数チームでトーナメント方式の発表を行いました。
このnoteでは、チーム員である「わらしべさん」の「直売所における箱単位での柑橘の販売時の事務作業が大変」という困りごとの解決に挑んだチームKの発表についてご紹介します。
わらしべさんは2年前に直売所やマルシェでの箱売りをやめてしまいました。
理由は4つ
送り状の記入項目が多く手書きするのが大変
そのせいで待ちの行列ができ、お客さんの離脱が起こる
手書き記入の送り状の三重チェックでミスを防がないといけない
手書きの送り状控えだけだと発送データからの分析などができない
制作したアプリ
依頼主がQRコードを読み込んで情報を入力し
出力したcsvデータを配送業者のサイトにドラッグ&ドロップで発送データを移行できます。
発送データはもちろん事務スタッフの手元に残ります。
アプリの改善
デジタルに不慣れな方でも操作可能なシンプルなUI設定、店舗でのタブレット貸し出しやスタッフの入力サポートも対応します。
データの分析から新規開拓も可能になり、1日かかっていた作業が30分で行えるようにもなります。
社内の情報共有のスピードも上がりました。
また、事務作業時間の削減により、よりお客さまとのリアルなコミュニケーションに使う時間も増やすことができます。
今後の展望
アプリを他の方にも使えるよう横展開し小売業者の物流全体のDX化につなげたいと考えています。
発表の様子
実際の発表の様子はYoutubeからもご覧いただけます!
また、本戦発表会全体のレポートとYouTubeはこちらからご覧いただけます。