![見出し画像](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/81343529/rectangle_large_type_2_345fcf9b2eab680c6e91104cc6eaf8c8.png?width=1200)
SwitchBotの実際と気をつける事
最初に
SwitchBotを使用した場合、どの程度の精度で室温を管理できるのかを試してみた。もちろん、使用しているエアコンの性能や部屋の気密度などによっても結果は変わってくるので、あくまで参考値としてとらえてください。
このページに記載してある製品は下記の楽天ROOMにあります。
一覧性が良いので使用していますが、ここから購入する必要はありません。Amazonなどの方が安い場合も結構あります。
ある1日の例
せっかくなので暑い日がいいなあと思っていたところ、2022年6月24日は結構暑かった。
もしこんな日に外出しなければいけない場合、家で留守番をしてくれているスナネズミが心配になるが、幸い(?)にも外出だったので、ログをとることにした。
実際、以下のような予報が出ている日に、室温がどの様に変化しているのかを記載したい。
なお、このスクリーンショットを撮ったのが15時過ぎだったので、過去の時間については灰色で表示されている。
![](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/81326025/picture_pc_75412263891d7faf9b4fe6b2a97d2fa6.png?width=1200)
2022/06/24 室内温度変化
![](https://assets.st-note.com/img/1656072414348-XaVKSm4NQl.png)
一日の動きは以下の通り。
縦軸は温度で、上限が27.1℃、下限が25.4℃、平均が26.0℃
10時くらいに家をでて、16時頃に帰宅。
最も暑い14時の室温は26.3℃
SwitchBotの設定
22:01-05:59の間、26.5℃以上になったらエアコンAを25℃に設定
22:01-05:59の間、25.5℃以下になったらエアコンAを26℃に設定
06:00-22:00の間、26℃以上になったらエアコンAを25℃に設定
06:00-22:00の間、25.5℃以上になったらエアコンAを26℃に設定
終日、27.0℃以上になったらエアコンBを26℃に設定
終日、26.5℃以下になったらエアコンBをオフ
今後変わるかもしれないが、いろいろ試したところ上記の設定で落ち着いた。
と思ったら
2022年6月25日は更に暑かった。
しかし、この暑さでも日中室温は25.5℃~26.5℃の範囲に収まっており、この設定で十分に実用に耐えることが分かった。
2022/06/25 室内温度変化
縦軸は温度で、上限が27.0℃、下限が25.4℃、平均が26.0℃
最も暑い14時の室温は25.8℃
![](https://assets.st-note.com/img/1656146767589-HQx19zWFUp.png?width=1200)
![](https://assets.st-note.com/img/1656146942515-90wL4quT91.png)
SwitchBotで気を付ける事
SwitchBotは便利である。
例えば、万が一停電などが起きた場合、エアコンが停止したままになる可能性もある。
完全に停電したままだと流石に無力だが、電力が復帰してさえいれば外出先からエアコンを操作できるのもSwitch Botのメリットの1つ。
しかしもちろんデメリットもある。
デメリット
AWS(アマゾン ウェブ サービス)障害
これはもはやどうにもならないが、可能性として知っておくべき事だと思う。
AWS障害になると、SwitchBotに接続ができなくなる。
すなわち、室温を見る事もできないし、操作する事も出来ない。
頻発するものではないが、1年に1、2回は覚悟しておいた方が良いと思う。
対策
Switchbotを使っている以上はAWS障害に対する直接的な対策はないが、障害が復帰した際に室内環境を確認できる様にはしておきたいと考えている。
極端な温度設定にしない
例えば、急いで部屋を冷やせるようにと24℃にエアコンを設定したとする。不幸にもそのタイミングでSwitchbotとの接続が切れてしまうと、そのままエアコンは部屋を冷やし続けてしまう。
万が一、Switchbotの制御が効かなくなった場合でもスナネズミが耐えられるような温度帯(我が家の場合は25.5℃~26.5℃)に設定しておくことで、間接的にリスクを減らすことはできると思う。エアコンの「自動」設定を使う。
エアコンメーカーが定めた値を維持するようにしてくれる「自動」モードがあるので、これを使うことでフレキシブルに室温を調整してくれる(はず)。
ただ、僕の性格上、相対的な値よりも絶対的な値(メーカーが決めたよくわからない設定値ではなく、26℃、と具体的に決まった数値)の方が安心できるので、この自動設定は使っていない。ATOMで監視
ATOMとはWEBカメラの事。これを使うことで、室内の様子をモニターできる。例えば、エアコンの吹き出し口にテープなどをつけておけば、風が吹き出しているかはわかる。設定温度は25.5℃~26.5であるから、室温が高低どちらかに極端に振れることはないと思う。
同時に、温度計もモニターカメラの撮影範囲内にいれておけば、焦って帰ってくる必要がなくなるかもしれない。
しかし、ATOMやNature remoもAWSを使っているので、結局はすべて使用できなくなる可能性も高い。2日以上家を空けない
誰か室内の確認をお願いできる人を近場に作っておく
(元も子もないが)初めからSwitchbotなどを使わない
AWSを使用しない製品をバックアップとして構成しておく
実際には試していないが、最後の手段としてこんな想像をしてみた。
それは「便利屋さんを呼んで物理的に室内を確認してもらう」事である。
ここでは鍵をどうするかという問題が発生するが、以下の方法で回避できると考えている。
sesame4のキーシェア機能を使って便利屋さんに自宅のカギを一時的に共有→解錠→室内に入ってもらう。
共用部分のオートロックはsesame Botを使って遠隔で解除。
確認が済んだらシェア解除も忘れずに。
万策尽きた時には検討に値するかもしれない。
最期に
何かを改善しようと思うとほぼ必ず何か予期しない事が起こる。
最終的には何を許容するかのバランスなので、自身とスナネズミにとって最も良い選択をする一助となると嬉しい。
いいなと思ったら応援しよう!
![すなガジェ](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/50417299/profile_92ac1f9058a12aafa9f7af1d37451dea.png?width=600&crop=1:1,smart)