適応障害と診断されるまで

最近ちょっとした事で、イラッとする事が増えた。
前から短気、プライド高いと指摘されたことがあったが、「我慢できないくらい湧き上がってくる苛立ち」、「この人は私の事何もわかってくれないという虚しさ、」「今まで素直に聞けた助言も私の事バカにしてるんでしょ?なんなの冷静ぶってさという被害妄想」、自分の事を否定されてると感じる気持ちが強くなった。

前までは我慢できてた。こういうものなんだ。今自分ができる事を頑張ってストレス因子とは距離をとりつつ働いていけばいいんだと思っていた。

きっかけは院長と肺炎で休んで揉めた時からだと思う。情緒不安定さが増して症状が強くなったと思う。

「誰も私の事分かってくれない」、「悪者になっている気分」、「体調崩しているのに何故ここまで責められなければならないんだろう」という気持ちでいっぱいだった。

そこからボーナスを見て、3年間いても何も変わらない金額を見てゴマスリでも出来たらよかったのか?いや、そんなことしてまでここに居続ける意味あるの?自分の心を傷つけてまでここに居たくないと転職活動を再開した。

今まで毎日ラインして仲の良かった友達とも、「そうやって、反論されるとイラッとするからやめてほしい、今、鬱っぽくなってる」と拒絶した。
姉とも喧嘩をして自暴自棄になっていた。

そして昨日診療中に患者さんが口を開けて診療台で横たわっている中で私に対して「なんでそういう態度とるの?」と大きい声で罵声してきた。
いつものようにしてたつもりだが、そんな風に喧嘩ふっかけてくるとは思っていなくて、とりあえずもうこの人危ないと思いその場を離れ、関わらないように仕事をした。幸い大丈夫?と声かけてくれて、「こんな扱いされて、そこまでこの職場にいる価値はないから、もう今日いっぱいで帰った方がいい、辞めた方がいい」と言ってくれて話を聞いてくれた同僚がいて救われた。

そこから休憩室で泣きながら今後どうしようって思いながら呆然とした。

声聞くだけで手のひらぎゅっと握り締めて憤り、気持ち悪さを感じて「もう無理だ」っていうサインが強く出ていた。

泣きながら仕事して精神状態おかしくなっているのに、院長が終わったら話があると言ってきた。本当にこの人はタイミング悪いし、ここまで合わない人なんだと実感した。

もう、今までの「貴方だって私に対して散々嫌な態度とってきましたよね?」
「もう、無理です。私貴方のせいでストレスでもう夜も眠れないんです」
あっちも私に対しての肺炎の時根に持ってる話も出され、もう話も聞きたくない、話したくないから、「もういいです、貴方が全て正しいです。私が間違ってました。」と泣き叫んでも逃げられない所に追い込まれて、しまいには、私のこと「精神的におかしい、そんなだったら他考えたら」と捨て台詞を言われ、そんなの入社した時からずっと分かってたしなんで貴方に言われなきゃなんないの?って悔しさと所詮私は従業員で力のない人間なんだと絶望感でいっぱいだった。

そこから早退し精神科で医師に診断してもらった結果「適応障害」と診断が出て、3ヶ月の休職を要すると書いてもらえた。
診断してもらって、ほっとした。ずっと自分の中でおかしい、ああ、あれは限界サインだったんだと納得がいった。

今は歯科医師国保なので、傷病手当でないかも、どうしようとか、とりあえず休職してから退職したいが休職できないとか言われたらどうしょうとか、今後のお金が不安で怒りと涙でいっぱいだ。

だけど、これは「今まで転職できなかった私に対して神様がくださったチャンスなのかな?」「もう、嫌なこと言われたって憎まれたっていい、逃げる機会をくれたのかな」って思うようになった。

まさか自分がここまで追い込まれるとは思っていなかったし、誕生日前にこんな事が起こるなんてっと嘆いていたけど、「ピンチはチャンス」だと思う。
きっと乗り越えられる、そう思うようにしてる。


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