Haruka Inui

感情の絶対値が0から離れれば離れるほど書く、私の私による私のための吐露 現在、軽井沢編

Haruka Inui

感情の絶対値が0から離れれば離れるほど書く、私の私による私のための吐露 現在、軽井沢編

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また明日から

記録に残さなかった日常は、記憶のどこかに紛れ込んで、きっかけがない限り永遠に見つからない。 そういった日常達は、死んでしまったに等しいのではないか、と思ってしまう。 大切な大切な日常を、なるべく忘れないために、文字に起こす。 全てを書き表せなくても、せめて忘れたくない今日だけは、ここに留めておこう。 帰省 一昨日の夜、人生初の帰省をした。 ↑これ参照ね 憂鬱な気持ちが80%位を占めていて、荷物も重くて、足取りが重かった。 でも まあそんなことになるだろうと思

    • 最愛のじーじのことを想う

      2024年6月ごろ、突然発覚した祖父の病気、白血病。 なかなか風邪も引かなければ、よく食べよく飲み、お酒もほどほどにしなさいと言われるくらいの、元気なじーじ。 私もよく、「飲み過ぎてばーばを困らせないでよ!!」と電話越しに話して、その度に少し困ったのと笑ったのと混ざった声で、「はいはい、わかったよ」と言っていた。 私にとって、じーじはとても大切な家族の1人だった。 小さい頃から、家がそこそこ近かったこともあり、よく遊びに行った。 小さい頃は、家で絵を描いたり、新聞紙

      • 今日は自分を労る日

        です。 昨日は、バーを3件ハシゴした後に、カクテルの試作を午前3時半まで。 さすがに今日は1日、気持ち悪いし頭が回らなかった。 二日酔いに一番効いたのは、味噌のお湯割(具なし味噌汁) 染み渡るとはこのことで、それでもなお辛かったけれど、とても体と心が喜んでいた。 最近はたくさん労働をしているけれど、やっぱり作ることが楽しい。 昨日よりも美しい氷が作れたこと、メジャーカップをくるっと回してポジションチェンジできるようになったこと、カクテルのレシピが耳馴染んできたこと

        • たった今思っていること

          息を吐く間も無く、毎日が過ぎている 最近は特に、働き働き寝て働く毎日。 こんなにも労働をしている毎日は、人生で初めてかと思いきや、似た感覚を思い出す。 高校生の部活、朝5時に起きて、授業後も夜まで練習、少し寝てまた朝練。 ひたすら、というかがむしゃらのような、とにかくやる、やる、やる、という日々が、今に少し似ている。 働くことに時間を使って、憐れむ人もいるけれど、私はそれが楽しいから選択していると思う。 仕事+バーテンダー+趣味のネイル この3つをどうにかバラン

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        また明日から

          生む

          涼やかな風が通る 緑を抜けて来た爽やかな香りがほのかにする気がする 少しだけ揺れている木陰が気持ちいい 3種類くらいの小鳥の声が、高いところで鳴っている 最近買った、靴底が厚めのゴムでできている革靴が、歩くたびにぽてぽてと重めの音を鳴らしている ひらひらと落ちているように飛んでいるモンキチョウ 通り抜けて行く風はやっぱり気持ちいい 軽井沢、3ヶ月 早いとか遅いとかっていう感覚は、無い。 ただ、ずっとここにいたような気がしている。 なんだか自然体で、なんだか

          豊かさとは

          アラームに起こされず、自然に目が覚める 鳥の声と朝の光 少し気温が上がってくる 湿度とこの季節だから、軽井沢でも窓を閉め切っていると少し暑い ぼーっとしながら起き上がって、窓を開けると、心地よい風が吹き込む 下から覗き込む、アルミブラインド越しの空は、曇っている 床に寝転がると、下向きにより風を感じ、今度は少し肌寒い サーキュレーターのブォーと鳴る音、カーテンレールに吊り下げたハンガーのカラカラする音、たまに走ってくる車の近づいて離れていく音 肌寒さの中の自分

          豊かさとは

          最近の羨望

          ほどよくわがままで、でも嫌味じゃない人 地位も名誉もあるのに、誰とでも普通の友達みたいに話す人 与え続けられる人 そんな人達と過ごす日々は刺激的で前向きになれて、でもどこか無理をしているような自分らしくない自分でいる とんでもなく自分は幸せだと感じるけれど、ある時はとんでもなく惨めに感じる。 自分が変化したことの誇らしさで、誰かを傷つけていることもあると思う いつまでも初心者であり、謙虚であり、美しい人でありたいんだけど

          最近の羨望

          そんな夜

          世の中に台風のニュースが渦巻き、厳重な警戒が必要な頃 軽井沢の空は雲がまばらに、空を隠したり隠さなかったりしている。 少しだけパラっと振った雨は、傘をさすほどでもなく まあ降ったら降ったで車まで走ればいいや、なんて思っていた。 夜の帰り道、空にとても明るいところがあった。 月だ 完璧な丸でもなければ、繊細な細さでもなく、なんとなくぼてっとした感じ。 それでも、そこだけの空が明るくて、眩しいくらいにそれは光っていた。 軽井沢に来てから、本当に月を見たことがなかっ

          不調

          絶賛37.2℃、微熱続きの3日目 地元の愛知から遊びに来ている妹と一緒にダウンしてます。 別に動けないわけじゃなくて、冷蔵庫には何もないから買い出しに行くことはできました。 仕事は3日休ませてもらって、申し訳なさと申し訳なさでいたたまれない。 ただ、普段とっても健康体だからこそ、やや調子が悪いとめちゃくちゃ落ち込む。 色んな人に迷惑をかけて、心配してもらって、本当に申し訳ないです、という気持ちでいっぱい、それ以上でもそれ以下でもない。 軽井沢へ引っ越して早1ヶ月強

          消費じゃなくて演じる側でいたいのかなあ

          消費じゃなくて演じる側でいたいのかなあ

          貪欲になりたい

          「欲」に対して、少し前までの自分は「汚い」「醜い」「幼い」みたいなことを思っていた。 欲しい物事を公言して、手に入れようとする姿は、「欲張り」に見えた。 でもきっとどこかでそんな人を羨ましく思っていたんだと思う。 24歳も中盤が過ぎたこの頃、自分の欲望が枯渇してしまっている。 欲しいものも、やってみたい事も、程々に潤ってしまい渇きが足りない。 24年も生きていると見えてくるもので、貪欲な人はとても美しく逞しく、魅力的に見える。 今の私の側には、そんな貪欲に見える人

          貪欲になりたい

          幸先の良い軽井沢ライフについて発表します。

          軽井沢に引っ越して来ました。 、、!?ってなってから早2ヶ月、引っ越し完了してからなんと3日目。 笑っちゃうくらい楽しいです。 笑っちゃうくらい楽しい理由をいくつか見つけたので発表します。 1つ目、家が可愛いこと 文字を大きくするのがちょっと恥ずかしいんですけれど、このおかげでルンルンです。 つべこべ言わずにとりあえず見てください。 引っ越したてでカーテンレールに洗濯物が干されてたりごちゃっとしているのにも関わらずこの可愛さ。 木が基調の愛おしいお家です。

          幸先の良い軽井沢ライフについて発表します。

          第5章「自分を見つめる」

          6:26発の電車 人はまばらで、きっと朝練に向かう野球部の高校生とすれ違う。 いつも通りの平日の朝 仕事へ向かう人々の目線は、手元のスマホに落ちる。 そんないつもを見ながら、目頭が熱くなる2024年6月27日の朝 この景色は、昔から変わらなくて、静かで、鳥とかが鳴いている。 JRの車内の匂い、青くて横向きのシート、きっとそこまで高くないスーツの会社員 窓の外の景色は、山と海と高くて2回建ての建物 転勤前に、弾丸で1日半だけ帰省していた。 引っ越し準備で時間も

          第5章「自分を見つめる」

          5ヶ月間、初めての店長記録

          あなたの得意なことは何ですか?って聞かれたら、なんて答えますか。 私は、どんな人ともフラットにいい距離感でコミュニケーションを取れること、かな。 その背景には、人の特性を早い段階で掴んで、良いところだけ引き出すことを、無意識的にやっていたことがあるのかも。 最近仕事で大きく一区切りがついたので、振り返ろうと思う。 ばっくり学びとしてこんなこと初めて店長を経験した。 ずっとやりたいやりたいと言っていたので、短い限られた期間だったけれど、やりたかったことに挑戦できたこと

          5ヶ月間、初めての店長記録

          ブランク、歩くよりローテンポな音楽を聴きながら

          大好きなネイル、同じデザインを繰り返すことはなくて、毎回可愛いがアップデートされます。 ネイルへの熱というか想いというかの、詳しくはこちら そう、最近の私の人生には欠かせません。なくては生きていけない、禁止されたら震えてしまうくらい、そんなもの。 でも、今、そんな大好きなネイルに身が入りません。 色々なデザインを試してみるものの、しっくりこなくて、剥がして、また新しくしてみて、剥がした。 どうしても可愛いと思えなくて、そんなネイルはする意味がない。 Instagr

          ブランク、歩くよりローテンポな音楽を聴きながら

          より生きやすく生きるために

          今日は会社の元上司、先輩、先輩、今の上司と、完全に私は超下っ端状態で飲みに行きました。 会の流れとしては、初めは気を使って私に話を振ってくれて、だんだん中堅が話だし、最後はずっと年長者が語ってました。 輪の中で自分がどのポジにいるかはその人によると思うけれど、最終的に私はひたすら聞き役に徹しました。 多分それでいい。 面白い話の引き出しがあるわけでも、気の利く合いの手を入れられるわけでもないため、ひたすらうんうんと真剣に聞いてくれる人、であることが私の役目であると思っ

          より生きやすく生きるために