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終末期
終末期(ターミナル)
そんな日が来るなんて、思っても見なかった……
話がうまくできなくなってきて、
体も小さく細くなってきていて、
少しずつ変化はしていたけれど、
食事もできて、自分で動けていて……
いつでも、母に会えて、
言葉を交わすことができるのだと思っていた……
いつかは誰のもとにも来るものだけれど、
急にそのような時が来るのだな……
患者が助かる見込みのない状況になった時を、一般に「終末期」と言います。
II.終末期の定義
「終末期」とは、以下の三つの条件を満たす場合を言います(注4)。
1.複数の医師が客観的な情報を基に、治療により病気の回復が期待できないと判断すること
2.患者が意識や判断力を失った場合を除き、患者・家族・医師・看護師等の関係
者が納得すること
3.患者・家族・医師・看護師等の関係者が死を予測し対応を考えること
終末期の医療の選択は、本人に意識があれば、もちろん本人の意思が尊重されます。しかし、終末期では、患者自身に意識がない、あるいは意識があっても判断力がない状態が多く、その場合は家族にその判断を任せられるのが通常です。
人の死は必ず誰にでも訪れます。しかし、家族と死の迎え方について話し合うことが多くはないのが現実です。
ACP(Advance Care Planning)とは、将来の変化に備え、将来の医療及びケアについて、 本人を主体に、そのご家族や近しい人、医療・ ケアチームが、繰り返し話し合いを行い、本人による意思決定を支援するプロセスのことです。
死期のいかんではなく、最期まで尊厳を尊重した人間の生き方に着目した最適な医療・ケアが行われるべきだという考え方により、厚生労働省は、平成27年3月に「終末期医療」を「人生の最終段階における医療」という表現に改めました。
厚生労働省にある
『人生の最終段階における医療・ケアの 決定プロセスに関するガイドライン 』
解説編
このガイドラインは、人生の最終段階を迎えた本人・家族等と医師をはじめとする医療・介護従事者が、最善の医療・ケアを作り上げるプロセスを示すガイドラインです。
私たち姉妹は、今ここと向き合っています!
1 .人生の最終段階における医療・ケアの在り方
2 .人生の最終段階における医療・ケアの方針の決定手続
人生の最終段階における医療・ケアについて、
医療・ケア行為の開始・不開始について、家族で話し合っています。
医療・ケア内容の変更、医療・ケア行為の中止等を含め、
医療・ケアチームとともに、
医学的妥当性と適切性のお話を伺いながら、
最善が何かを考えています。
注13
本人の意思決定が確認できない場合には家族等の役割がいっそう重要になります。特に、 本人が自らの意思を伝えられない状態になった場合に備えて、特定の家族等を自らの意思を推定する者として前もって定め、その者を含めてこれまでの人生観や価値観、どのよう な生き方や医療・ケアを望むかを含め、日頃から繰り返し話し合っておくことにより、本 人の意思が推定しやすくなります。その場合にも、本人が何を望むかを基本とし、それが どうしてもわからない場合には、本人の最善の利益が何であるかについて、家族等と医療・ケアチームが十分に話し合い、合意を形成することが必要です。
どこまでを、延命とし、
どこまでの延命を行うのか……
最後の時間をどの場所で過ごすのか
母の思い
私たちの思い
一つにまとまり
最後の時間を意味あるものに
価値を見出し
家族が愛で包まれるように💖
今日は病院のソーシャルワーカーの方との相談
医師にもお時間をいただきお話を聞きにいく……
そして、母との面会も✨
〜母からいただく生きた学び〜
・・お読みいただきありがとうございます・・
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