求めてしまう

ふつうじゃないものを
ふつうを求めてると苦しくて

ふつうじゃない時に
ふつうを求めると苦しくて

ふつうって　なんだろう

あるべき姿を追って
あるべき姿を求めて
求めてしまうと苦しくて

あるべき姿って　なんだろう

ふつうも　あるべき姿も
自分が作り出している

目の前のものを見ているようで
見てはいなくて

見ているものは偶像を追って
目の前のものは見てはいない

理想や期待　願いは
現実と離れていって

ふつうじゃないものは
ふつうにはいかない

ふつうでない時には
ふつうにはいかない

あるべき姿は偶像で
あるものは目の前にあるもの

だけど　心は　求めてしまう

人も　心も
そういうものだろう

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〜期待〜

求めてしまう気持ちは　どこか
幼い頃に抱いていた
母親や父親に対する想いに
似ていて

理想の母親や理想の父親を
求めたように

こうあって欲しい
こうして欲しい
ふつうの親ならこうするでしょ
なんでうちの親はこんな親なんだ
もっとこんな親になってよ

そんな気持ちに似ている

恋人に対しても
配偶者に対しても
子どもに対しても
周りの人に対しても

似た気持ちにも見える

相手を悪いように思ってしまうけれど
期待があって　理想があって
追っているのは　自分なのに

だから　ただ
「不満」
というだけで

人は理想を期待を
持ってしまうものだから

その自分に気づければ
別の見え方も見えてくるだろう

不満も少し抱えていけるのかな…

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・・お読みいただきありがとうございます・・

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