満室
平日でも夏休み。
カラオケは満室。
帰省している娘と楽しもうと
いつもの穴場店に来てみたが
皆、考えることは同じようだ。
空く部屋を待つ。
カラオケの部屋を待つなんて
昭和の学生時代以来 懐かしい。
年配のおじさんが一人 こちらへやって来た。
「ここは涼しくていいね〜」
そう店員さんと会話してお会計へ。
一人カラオケか、おじさんやるな〜
話しかけるなんて気さくな人だな〜
だよね〜
涼みに歌いに来ちゃうよね〜
笑顔の可愛いおじさんだな〜
あのおじさんのお陰ですぐ入室になった
ありがとう、おじさん♪
心の中でおじさんへ
ツッコミのような会話をした。
そして、娘にこそっと伝えた。
「おじさんも一人カラオケに来るんだね」
「あのおじさん店員さんに話しかけてて可愛かったね」
興味を持ったことをそう話すと、
「別にいいじゃん」
興味なさそうに冷たい返事が返って来た。
無関心とはこういうことよね 笑
はい、どうでもいいことを話してすんませんね。
「あのおじさんのお陰で、すぐに入れてよかったね」
「うん」
そこは共感しながら、一緒に部屋へ向かった。
ふぅ、よかった♪
何気ない日常の一コマ。
心の中で一人語りってしてしまう。
割といつも。
娘との温度差も笑えた。
フリータイムで喉鳴らし。
久しぶりで喉の開きが悪い……
相変わらず、歌が上手な娘。
カッコいいな〜
そんな娘から
「お母さん、この曲上手だよ」
褒めてもらえて、嬉しかった♪
友達のように、親子でカラオケできることが
幸せでもある。
何気なく過ごす日常の中にも
いろいろな出来事や想いがあるものだ。
そんなものが楽しかったりする。
・・お読みいただきありがとうございます・・
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