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にゃんこの病気 ~その② やっと開通~

我がにゃんこが年齢の影響で気張り切れない為に便秘になり、コレが毛鞠症候群とくっ付いて結構な便秘モードに陥った。主治医の大先生の下で頑張る若先生がウチのにゃんに手を齧られつつ、愛と優しさで我がにゃんの医療浣腸を繰り返してくださった。今回は2週間架けて、4回程、治療した。

にゃんにとっても辛かっただろう、一日置きに強い浣腸を大量に入れられて点滴、注射もついて、マミィは治療室から消えちゃうし、心細かった事だろう。昨日の夕方は、私の肩を離さないでジィっとくっ付いていた。不憫だったので、眠るまでついてあげていた。

一回毎に5610円取られていたので、
「私のお金も段々足りなくなってきたので、9月から開始の仕事もあるし、さて、どうなりそうかな…❓💦」、
と少し困った感で訊いた時、主治医と若先生二人で丁寧なご説明が入り、
「薬はきつくしてあるので、後程、便通がある筈です。但し、年齢が年齢なので、様子はよく見てください」
と言われた。

実は、9月1日から新たな職場で仕事が朝8時半からオン・サイトで始まるので、心配事はそろそろ終わりにしたいところだ。仕事に集中できないし、糞詰まりで苦しむなんて我がにゃんにとっても、あまりにも可哀想だしね。

が、人間で言うと80代のにゃん年齢15歳の我がにゃんも、それなりに老齢の苦労が続いていて、愚痴も言えない感じで、一緒に寄り添って面倒を見ていた。猫は利口な動物で、自分が原因でマミィが心配している姿を見るだけで、病状が進んじゃったりする神経質な面もある。マミィがずっと見てるので、トイレにも行けない感じ。私も気にしない感じでいたが、とにかく財布もそうだが心配で仕事が9月から開始したらどうすればいいのか分からない。

うんちがつかえて、ギャーギャー騒いでもマミィの私がいないのでうんちを取ってやれない。そんな事で死なせる事でもしたくはない。
それだけは避けたいところである。

昨日は食べたものを戻したり、食欲はあるが、消化したものが旨く出て来なくて、戻したり、蹴鞠症候群が酷くなるんじゃないかと苦労が多かったので、
「寝ている間に悪化したらどうしよう」、
とまんじりとも出来ず。

夜、寝る前に与えたビオフェルミン(医師から許可を得てあげています)が利いたか、朝起きてみてみたら、小さいうんちが猫トイレに出ていて、床にも点々と小ちゃいのが落ちていた。おっ、ビオフェルミンが利いたのかな、と思い、この後、ビオフェルミンを昨夜に続けて呑ませた。

そしたら、午後に後味が悪かったのか戻したり、調整に苦労した。
具合がよくなり始め、眠り始めて寝息が出ていて、死にそうには見えなかったから、「買い物行ってくるから、待っていてね」と言って、懸命に神頼みしてから、久々買い物へ一時間外出。

帰宅後に猫トイレを調べたら、結腸から先に進んでくれなかった、例の5㎝の塊が朝夕で出たみたい。一つは1.5㎝程、もう一つが4cmもあろうかと思う大きさのでっかいのが猫砂上に、そしてベッド上に一個、1㎝程度、キッチンにも小さいのが落ちていた。

この2週間、浣腸や薬を呑んでいるし、可溶性繊維質食餌フードなる、医療で使うキャットフードを高額を我慢して食べさせてるし、彼の身体には好い対応をして来た。そのせいか、このフードを使い始めてから悪臭がない。胃腸の菌の量が変わったかな。

洗濯が増え様が、シミ取りが増え様が、床に落ちたうんちを拾わなきゃならなくなっても、我が愛猫は可愛い。彼の苦しみが減った状態が私のゴールなので、結構な量が通便されて、やっと本格的な開通式だと思えた。まぁ、自分の子供がいないので、子供とさして変わりない感じの存在だ。

前の開通式は二度とも、浣腸のお蔭で絞り出した感じだったが、今回のは、量的にもキチンと可溶性繊維のフードを消化して出している通常のうんちサイズ。然も固過ぎず、柔らか過ぎず。でも、
「たくさん食べたんだし、もっと出したいよね。
でも、いい子だったね♥」、
と褒めて、ご苦労さん、と頭をポンポン。
まだまだ頑張らなきゃね、と言うと、ダッ~と部屋の中を走り廻ってかくれんぼをする悪戯を始める程、元気になった。

モノを言えない動物の病気はとても対応に難しい。飼っている愛玩動物なら、尚の事。我がにゃんは、父も母もなくした後の私の唯一の家族である。

一生懸命、猫自身が自分で便通調整してだいぶん問題が解決しつつある。
明日、獣医に良いニュースを連絡せねば。薬を色々と考えて変更してくださっていたので、きっと喜んでくださるだろう。
まずは、これで高額浣腸から解放されたら、いいよね、シル君❣

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