にゃんこの病気
我がにゃんにゃん、厳しい夏に夏負け気味で体重が減り出した。一気に1㎏減。それに合わせて、便秘も併発。猫の便秘は、蹴鞠症候群が絡んでいるので、結構重篤な症状を持ち合わせ、症状によっては、死にも至る。
結腸に詰まった便が結腸から出てこないと、吐き気が出てきて、食べたものを戻して食欲を無くし、体重が減り、酷い子になると一週間でかなり弱ってしまう。ウチのは生まれつき、便秘がち。フードも消化の良いモノを選んでいたが、またまた便秘発生。彼の主治医の命令で、高いけど効果あらたかな効き目のある食餌療法フードを早速PRIMEして、一度の浣腸で効果ないので連続医療浣腸。
副院長が猫の浣腸をしてくれた。なかなか素人には出来ない事なので、腸の奥に詰まっていた5㎝弱の固い、凝り固まった便が出ないので、もう一度、強い薬でやり直ししてくださった。
憤慨しているが、ウチに帰ったらリラックス。早速、トイレでゴソゴソやっていたので、便器を見たら、小さいのが2つ見つかった。正直に、嬉しかった(苦笑)。
おとといは粒みたいのが見つかったが、今日は結構なサイズ(と言っても3㎝くらい)の一個とその半分くらいの一個が砂からお目見え。猫のサイズから考えるとデッカイうんちだ。先生はまだまだ結腸に詰まってる5㎝のやつがあるので、それを取らんなと、と仰せ。明日も行かねば。
だが、数日前からPRIMEで早速到着した消化器用フードを与え始めたら噛み付きよく、結構食べてくれたりして、体重も戻って増えてきた。何より、水をよく呑むように。ホッとした。
今までのボ~ッとしたイマイチ反応しない「老にゃん」ではなく、私、つまり、彼のマミィを目にすると「んなぁ💗にゃん❣」とご挨拶出来るところまで復活してきた。神に感謝だ。
何しろ、元気が無くて戻してばかりで痩せちゃっていたので、不憫な事、この上なかった。こんなにうんちを便器で見て嬉しくなるとは思わなかった(笑)が、如何に猫にとって便秘って怖いか、恐ろしい、と身を以て知った。あの時、もう少し放って置いたらどうなっていただろう…(涙)、「ごめんね、シル君、気が付かなくて」と謝ったら、顔をなめてチューして、じぃっと私の瞳を見つめてくれた💛猫愛、超感じた💛
と、若先生がシルにゃんを撫でながら仰せ。嫌ぁ、本猫からすれば、ウンチ出るまで2日半かかって、何しろ4回も戻されて、にゃあ大変だったのぉ。
毎日医療浣腸をするとの事で、猫も大変じゃ。3、4回すれば楽になる、とのこと。懸かるお金は大金だけど(一度に5千円吹っ飛ぶ)、15年、家族として育てているので、我が子並。口のきけない動物であるシルちゃんが無駄に苦しむ姿は、マミィである私には、可哀想で出来ない事。ホントに涙が出ちゃう。
少し、楽になったのか、私の横で休むシルにゃん。
私は私の胸に抱き着いて安心するシルにゃんに囁いた。