見出し画像

STATE OF FLORIDA vs CHARLIE ADELSON (フロリダ州対チャーリーエイドルソン): ~その④~愛する裏切り者

被告のチャーリーエイドルソン口内外科医は、現在、自分の義理の弟の銃撃殺人事件のマスターマインド(首謀者)として、主犯扱いされ、重罪・第一級謀殺殺人事件の裁判中だ。

チャーリーは、ケイティの元恋人。チャーリーとケイティは、周りが思っているよりずっと真剣にまじめに付き合っていたものと思われる。

ケイティが金に困った、と言えば、瞬時にケイティの銀行アカウントにチャーリーからお金が入金した。困ったことがあれば、すべてチャーリーが解決してやっていた。私の理想の生活だ。金に困らない暮らし~~👀💦
でも、こういう事を何度もしていると、終いには癖になるのだろう。コレは神のばちだな、と感じられるような、金に困らない生活。アメリカの口腔ケアの外科医って凄く儲かるのね😅💦私もそんな生活してみたい。

「ハニィ、お金がなくて困っているのよ、少し都合してくれる?」
「ああ、いいよ。愛してるよ」

チャーリーは謂わば、彼女に貢いでいたのだ。


司法財務捜査官が出した検証結果。
事件が発生した2014年が一番彼女への貢金が多かった、と検察官がプレゼン。
2014年に銃撃事件が発生し、殺人者に払われたお金は1万ドル、と言われている。

😁好いなぁ。貢いでくれる人、私も欲しかったり(笑)。

ケイティマグバブワ終身刑囚。
合計90年近くの禁固刑を量刑されて、
刑務所を出ていく事は棺桶の中に入った状態でしか出れないだろう、と
チャーリーの弁護士から怒鳴られた。

当初、先に逮捕されたケイティが、何度も免責事項の条件を貰って、ケイティは逮捕後も検察から協力を依頼されるも、断り続けるも、チャーリーを庇い続け、自分の裁判でチャーリーから庇って欲しかったのにチャーリーが助けに来なかった事で、30年禁固刑+終身刑になり、保釈もチャンスがなくなった。

真ん中のケイティとの関係図➡左:ドライバ、ルイーズ終身刑囚、
右:銃撃犯、ケイティの元夫、シグフレドガルシア、現死刑囚。

その後、自分の子供も自分に会える事がなくなり、
「チャーリーに裏切られた」
と思いながら、主任検察官のカッペルマン女史に
「チャーリーが首謀者である」、
と言う論点で説き伏せられて、検察に協力を開始した。当初、取引を提示していたカッペルマン女史だが、チャーリーを待ち続けたケイティは来る筈の無いチャーリーを待った事で有罪になり、ノロマしていた自分の立場を凄く後悔しただろう。

私がケイティだったら、チャーリーが迎えに来なかっただけで、チャーリーを捨てていたのかも知れない。自分の自由を無くしてまで、彼氏を庇うか?
一途だけれど、一度、裏切られたら、見切りをつけるか?

検察官ジョージアカッペルマン。
彼女は非常に有能な検察官だ。

人間ていうのは、「びったりくっついて生活していた」としても、裏切られたら、その関係は、もうおしまいだ。

ケイティは、女だ。私もそうかも知れないけれど、女は、昔の恋人で一緒に訴追されたなら、究極の支援が欲しいだろう。

昔、誓ってくれたのに、一時的に約束さえしておきながら、弁護人が反対するから、と支援を貰えないと、どう彼の母親や妹が家族のあり余る金を払おうが、絶対にもう二度と、信じられないのだ。

彼女のストレートな態度は、チャーリーの弁護人さえ驚く程、非協力的だ。
肝心な所の確認を一切ケイティはしてくれない。

ケイティは、自分と子供を持っている、粗暴だけれども、子供には優しい父親であるシグフレドガルシアと切れる事が出来ない。彼と切れると、彼の実家が子供を引き取り、二度と子供の事が面倒見れなくなるからだ。検察官は、チャーリーを落としたら(有罪にしたら)、ケイティの量刑を少なくする約束をしているのではないか、とチャーリーの弁護人は見ている。

恋人と犯罪を犯して共に逮捕された女の事になると、男は先に自分を考える。女は相手を思う。だから、あきらめるのに時間が懸かる。

あれ程、愛し合って、一蓮托生の日々を暮らしていたとしても、醒めてしまうともうおしまいだ。少しでも、相手の裏切りがあったら、もう信頼はなくなってしまう。犯罪捜査や、法廷の争いは、この手の恋愛が切れてしまいやすい。

人間って、エゴの塊だもの。自分の愛に答えがないなら、あきらめるしかないもんね。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?