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経営のお悩み相談18|事業主になった時の生活費の考え方

サンカラの佐藤です。

さて、今週は、メルマガ読者のみなさんからいただいたご質問に専門家が答える、Q&Aの時間です。

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今回は、いつもの4名以外の専門家に回答してもらったほうが良さそうな内容でしたので、私の知人で、信頼しているファイナンシャルプランナーの二宮真理子さんに回答をお願いしました。

ファイナンシャルプランナーの二宮さんより

読者の皆さま、はじめまして。

サンカラ初登場「歌って踊るFP」の二宮と申します。

先週あたりから暖かい日が続いているので、出掛けにコートの厚さに少し迷います。

そして、薄手コートで出掛けた自分を、ひとり夜道で悔やみます。

やはり夜は冷え込みますね。。

何故、FPが歌って踊るのか、という自己紹介は、、、、また別の機会にさせていただければと思います。

さて、今回は読者のみなさんからいただいたご質問に専門家が答える、「Q&A」のコーナーです。

質問内容

今回は、個人事業主の「くまさん」からご質問をいただいています。

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個人事業主サービス業8月に個人事業主を始めた者です。

個人事業主として開業する前は、会社員として、固定給をもらっていました。

個人事業主となってからは、「基本給」というのがないため、月々どのくらいの額を生活費として使っていいのかがわかりません。

このあたり、どのように考えるのがいいでのでしょうか?

事業主になった時の生活費の考え方

事情主になられたということは、月(年間)の収益によって生活費として

「いくら使えるか」

という金額が変わってきますよね。

考え方は単純なのですが、順を追ってお伝えしたいと思います。

ところで、ご自身(ご家族)の必要最低限の生活費はいくらか、把握できていますか?

まず、基準となる「生活費」の枠を計算してみてください。

生活費とは、一般的に、

・必要最低限(住居費、食費、水道光熱費、雑費など)何もしなくてもかかる固定費と、

・使った分だけ変化する変動費

に分かれます。

この変動費の部分は浪費や節約によって変わってきますが、事業を開始して半年~1年くらいは、まずは最低限必要な生活費を算出(個人によってここはそれぞれ)、そこに多少の余裕資金を加算して生活費の枠を設定してみてください。

サラリーマンと違い、税金や健康保険料年金など、直接支払うことになりますので、この枠の設定も重要ですね。

ここを超えた収入については、勿論、貯蓄として万一の予備費や今後の投資などに備える習慣を付けるとよいです。

管理する口座を分ける

ありがちでやりがちな例として、ひとつの口座にいろんな目的のお金を入れてしまいがちです。

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