こじらせちゃんの洗濯機の選び方
重要なのは世間に流されるのではなく、
居心地のいい実家暮らしの環境と、
できるだけ差が出ないようにすることだと考えた。
実家の家電についてはリサーチ好きな我が母が
全権を握っているためにアレコレ聞いて、
挙句、電気屋さんを連れまわした。
少しだけ、うちのママ様なら
「一緒に買い物に来て欲しい」
って言ったら喜んでくれるんじゃないか。
といういい子ちゃん要素が入っていたりもするけれど、
ここまでくれば習慣そのものでもあるし、
お支払いはきちんと私がしているので問題はなかったと思う。
今日は最強の洗濯機の話をしようと思う。
「絶対にシャープの穴なし槽」
これがママ様の助言だった。
加えて、単身赴任中のパパ様と、
既に東京カブレの妹ちゃんが口をそろえたために、
その時点で選択の種類は
少々の大きさと僅かな色の差くらいにターゲットは絞られた。
もちろん実家の洗濯機はシャープの穴なし槽ではあるのだけれど、
全く使用経験がない私にとっては「?」でしかない。
単身赴任中のパパ様曰く、
「穴なし槽じゃないやつは洗濯物を干し忘れた時が最悪。」
らしい。
香りが大変なことになって、もう一度洗うのだ。という。
(パパ差様の単身赴任先は社員寮的なところで、
洗濯機は備え付けてあったらしい)
年式やら、使用年数にも寄るのは
どの洗濯機でもきっとたいして変わらないのだろうけれど、
この場合、問題は「干し忘れ」があるか否か。にある。
そんな面はどちらかといえば
パパ似だと思っている私に他を考える意味はなかった。
という経緯で私はもちろんシャープの穴なし槽洗濯機と暮らしている。
彼?彼女は少し騒がしい気もするけれど、
それは洗濯機側の問題ではなく、部屋の間取りの問題だと思う。
ちなみに色はブルーで、容量は5.5kgにした。
強いて言うなら4階までママギミと2人で運ぶのがあまりにも大変だった。
まあ、いつかそれも笑い話すればいいと思うし、
愛着がわいて丁度良かったとも思っている。
「使っていない時は蓋を開けておくのよ」
と言われて言われるがまま開けているけれど、
どうしてなのかは追及していない。
ただ開けといた方がよさそうなのは解かる。
そういう台詞をいつか、
ママ側になって口にしてみたいと密かに思う。
笑い事ではないのだけれど、
正直洗濯表記の見方は未だにちょっとわからない。