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この本の著者は東映スタッフの質が低かったことを知らない。
https://books.bunshun.jp/articles/-/2286
この本の分析は決して納得のいくものではなかった。
対アメリカの問題にしているが、あくまでも東映スタッフとの関係が良くなかったと私は思う。
ヤクザ映画しか作ったことないスタッフに黒澤組は無理だったのだ。『赤ひげ』以上のものを黒澤さんが求めていたのに、東映スタッフには反発しかなかった。助監督も駄目だった。
そこの調べが全くされてないからハリウッドの肩を持っていたようで面白くない本だった。